ベランダに置けるおしゃれな焼杉風プランター棚の作り方
支柱の加工 M5ネジ穴
シーズンオフには折り畳んでベランダや物置に保管出来る様にするためのネジ穴です。
上部25mm,前面の方から30mmの位置に印をつけます。
9mmのドリルでM5ネジのヘッドが埋まる程度(3mmぐらい)の穴を開けます。この時、ドリルの回転を逆回転にしてやや強めに押しながら回転させると深く食い込まないのでいいですね。
左右の表裏と位置に注意します。
次に5mmのドリルに替え、穴を開けます。
穴が開いたら2~3度上下し、抵抗感がなくなったらドリルを抜きます。
次に、足の上部と支柱の上部を合わせます。また、支柱の角と、足の角も合わせておきます。
位置が決まったら、ずれないように注意し、5mmのドリルで支柱と足を貫通します。
うまく開けることが出来ました。
同じように反対側も同様に穴を開けます。
表、裏を注意し穴の位置が逆にならないようにしましょう。
足の加工 M5ネジ穴
一段目の棚を支える棚受けも折り畳むことが出来るようにします。
その棚受けと支柱の足をネジで止め、自由に動かせるようにします。
前面255mmのところに印をつけます。
そこから直角に20mmのところにネジ穴を開けます。
一段目棚受け M5ネジ穴
先程加工した足に取り付ける棚受けです。1段目の棚受けと足にM5ネジを通します。
1段目の棚受け背面から607mm,棚を乗せる方(上部)から25mmの位置にM5のネジが通る穴を開けます。
背面材穴あけ
2つの柱を長さ610mmの背面材4本で固定します。
その固定する穴を開けます。
左右同様に3本加工します。
残りの1本は柱に固定する穴だけで棚受け固定用の穴は開けません。
前面材穴あけ
前面で棚受けを支えるもので3本加工します。
左右10mm空けて上下2か所に穴を開けます。
棚受け加工
棚には長さ610mmのワンバイツー材を一段につき3本使います。
棚の固定は裏側からネジを通し棚の表面には出ないようにします。
材料のネジがステンレスではないため、水やりによる腐食を少しでも避けようということですが……実際の効果は未知数です。(未使用のため)
しかし、棚受けが44mm程ありますので35mmのネジを使うため工夫しました。
先ず、1~3段の棚受けを画像のように揃え、15mm,55mm,55mmの位置に印をつけます。
次に、9mmの木工ドリルで穴あけをしますが、貫通させると棚の固定が出来ません。
そこで20mm残して穴をあけるためにスペーサーを作りました。
スペーサーは塩ビの水道管40mmの長さですが、ドリルの有効部分が22mm出ればいいかな?と思います。
スペーサーがなくても目印としてテープを巻くのもいいかもしれませんね。
6本すべて同様に穴あけします。
最上部棚受け
最上部の棚受け加工です。
当初、1~3段と同様に縦にしましたが横の方が見栄えがいいかな?ということで4段目だけ横にしています。
後ろになる部分を10mm空けて3mmの穴を開けます。また、ネジの皿の部分はドリルを使わず十字ビットを軽く回して上部のネジ穴を広げただけです。
裏の部分は15mm,55mm,55mmの位置に3mmのドリルで穴あけしておきます。
ここまでの作業で必要な部材が出来上がりました。
次ではこのプランター棚を焼杉風に加工しておしゃれにしてみようと思います。