水耕栽培キットの組み立て
今までボックス型の水耕栽培装置を自作していましたが小さなビニールハウスではこれ以上置く場所がありません。
しかし、それでも葉物野菜など育てたい…ということで軒下壁面を利用できるパイプ式の水耕栽培キットを購入してみました。
水耕栽培キット
水耕栽培のキットはアマゾンや楽天などで販売されていますね。
カズもボックス型の購入を考えたこともありますが、屋外に設置するタイプだと
適当な栽培キットが見つからないので自作してきました。
今度も塩ビ管で自作することも考えましたが一番の問題が「キャップ」にありました。
塩ビ管のキャップ
大きいパイプと小さいパイプを繋ぐ異型継ぎ手のことを「インクリーザー」と呼ぶらしい…
この「インクリーザー」はホームセンターでは販売されてないのですね。
カズが考えている水耕栽培キットはこのようなものです。
インクリーザーの数はパイプが12本でその両端に付けるので合計24個です。
L型の継ぎ手も結構な数になりそう…
ということで今回は水耕栽培キットを購入することにしました。
水耕栽培キットの内訳
アマゾンで注文して届いた水耕栽培キットはこんな感じです。
ケースの重量は10K程で耐水ケースになっています。でもちょっと雑な感じもします。 ^^;
スポンジやポンプ、タイマーは上の方にありましたが、電源がない…(実は下の方にあったのだけどこのときは判りませんでした)
パイプやL型継ぎ手などは栽培用のパイプの中に収められていましたのでとりあえず取り出しました。
キット内容 パイプ類
ごちゃごちゃしているので並べて確認しようと思います。
先ずは、水耕栽培装置を支える台となるパイプです。
栽培ポットに丸くて青いのがシーリングテープです。
水漏れ防止に使うものですね。
それに硬質ゴム?製のハンマーです。
パイプを組み立てる時に使ったら良さそうです。
キット内容 継ぎ手類
水耕栽培パイプの両端に使うインクリーザーやL型継ぎ手、それに栽培装置を支える台に使う継ぎ手やポンプから水耕栽培溶液を送る管などあります。
それに栽培用のパイプが12本あります。
数を確認したら過不足はありませんでした。
水耕栽培キットの組立
早速台の組み立てから始めます。
日本語の組み立て説明書が添付してあるので簡単です。
支柱の組み立て
最初に支柱から組み立てます。
長さ35cmのパイプを2本、26cmのパイプ1本と継ぎ手3個で一つの支柱になります。
これを4本組み立てるというか、ただ差し込むだけです。 ^^;
次に50cmのパイプ3本と支柱2本でこのように組立ます。(説明書と異なっていますがただ単に安定の問題です。^^;)
これをもう一組作って起きます。
そして長さ40cmのパイプを6本差し込みます。
これに先程のセットを被せて栽培装置の台の完成です。
栽培用のパイプの組み立て
栽培用のパイプの両端にインクリーザー(排水継ぎ手)を差し込みます。
この時に水漏れしないようにシーリングテープなどを使うといいかも知れません。
でもカズの経験上、パイプの接続部分からの水漏れは今までになかったのでカズはこのままで組み立てました。
それともう一つの理由は…
水耕栽培のアオコ対策
今まで噴霧式の水耕栽培装置を作ったりしたのだけど、水耕栽培溶液は肥料ですので、これに太陽光が加われば植物は成長します。
そしてアオコもこのような環境を好むようです。
この栽培用のパイプは白色ですのでパイプ内面にアオコが繁殖することが予想されます。
アオコは無害ですが養分を吸収するのであまり好ましいことではありませんね。
そこでパイプ内面の清掃も必要になってきます。
ですからインクリーザーの着脱も考えておく必要があるというのがカズの考えです。
接続管の組み立て
ということで、差し込み方式で組み立てて、最培養液の漏れがあったら対策を考えるということで、接続管も差し込むだけとしています。
水耕栽培キットの完成
組み立ては差し込むだけですので1時間もあれば完成します。
4列3段で縦型ですので場所をとらないのがいいですね。