【無料】最強google翻訳を海外旅行で試した結果は?
google翻訳アプリは翻訳機として使えるか?ということで海外旅行(今回はベトナム)で試してみたところ意外な結果に…
翻訳アプリ
有料・無料の翻訳アプリで使えそうなのを見つけたので、playストアからいくつか翻訳アプリを入れてみたのですが広告が少し大きすぎかな?
それと一番の問題はセキュリティでした。
電話帳や画像、googleドライブまでアクセスされると少し不安にもなってきます。
そういうことで翻訳アプリを削除して翻訳機を調べてみることにしました。
海外旅行で翻訳機は必要?
アマゾンで翻訳機を見てみるといろんな翻訳機があるのですね。
何やら〇〇トークっていいのかな?
そこで、〇〇トークについて調べたのだけど「こりゃダメだね!」という結論に至りました。
そのワケは…
② 本体購入費以外に月々の利用料が必要
海外旅行では地下街や山間部ではネット接続が難しいところもあると思うのでネットが使えない ⇒ 翻訳機が使えないというのは致命的ですね。
それに本体も高価なのに毎月の利用料が必要ってちょっと考えますよね。
ほとんどの翻訳機はネット環境が必要ということはgoogleの翻訳APIを使っているのでしょうか?
それならグーグル翻訳アプリを使えばスマホ一つで済むし何より無料で高機能というのが嬉しいですよね。
google翻訳アプリ
パソコンではgoogle翻訳を使っているのでおおよその翻訳結果というのは判りますがスマホ版グーグル翻訳 アプリってどうなんでしょうね。
先ずはグーグル翻訳を入れてみることにしましょう。
スマホ(Android)版google翻訳アプリをタップして立ち上げると…
あれ?とてもシンプルというかスッキリというか…
「設定」の歯車マークが見当たりませんね。
「音声入力」を中心に左右に「会話」と「カメラ」、中央部に「入力」、スライドさせれば「履歴」、そして上部に★マークとグーグルアカウントが表示されているだけです。
google翻訳で音声入力
早速グーグル翻訳アプリで音声入力してみましょう。
想定しているのは近いうちにベトナム旅行するので旅先で使えるのか?ということなんですね。
ですからレストランやマーケットで使うだろうというフレーズを入力してみましょう。
「メニューを見せてください」と音声入力してみます。
スピーカーのマークをタップすると何やらベトナム語?で話してくれるのですが残念ながら全くわかりません ^^;
これじゃ検証出来ないねぇ…ということでパソコンに入れてるグーグル翻訳で日本語に変換してもらうとどうなる?ということでやってみましょう。
スマホ側でベトナム語をしゃべらせ、パソコンのグーグル翻訳マイクで聞き取り日本語に変換したらどうなる?ってことですね。
実験結果は…
マイクによる文字起こしはスマホもPCも同じですので正しくベトナム語で発音…してるんでしょうね。^^;
そして、日本語変換も同じ結果になりました。
グーグル翻訳をオフラインで使う
では少し旅先での実用を考えてオフラインでグーグル翻訳を使って見ましょう。
先ず、グーグル翻訳をオフラインで使うには言語をダウンロードしておく必要があります。
カズは日本語、英語、ベトナム語、中国語をダウンロードしています。
実験ではモバイルとWIFIをOFFにして電波の届かない地域を想定しました。
そして「ここからバスでハノイ駅へ行くことは出来ますか?」とキーボード入力してみます。
日本語入力に対しベトナム語に変換していることが判りますね。
でもオフラインの場合には音声入力・音声出力が出来ませんのでスマホを見せての会話になります。
グーグル翻訳は正しかった?
さて、このオフラインでのグーグル翻訳が気になりますね。
ということで先程と同じように調べて見ます。
スマホのモバイルをONにしてベトナム語で話させ、パソコンのグーグル翻訳マイクで聞き取り日本語に変換すると言う流れです。
ベトナム語を見比べると全く同じフレーズですが、日本語では少し異なりました。
意味的には同じですけどね。
行くことが出来る
ここでちょっと考え込んでしまいました。
というのも「行く」というのは動詞で「出来る」は可能動詞…
日本語として間違いはないのですが「日本独特の言い回し」かもしれないと思ったのです。
英語の構文で言えば「主語 S」「動詞 V」、では可能動詞は?となってしまいますね。
実は中国語も英語っぽい構文ですけどベトナムも中国の影響をかなり受けてきた歴史がありますよね。
普段私達は日本語を意識せずに話しますが解りやすく相手に伝わりやすい話し方を心がける必要があるかも?と思いました。
やはりS V O Cが基本なんですね。
カメラでグーグル翻訳
グーグル翻訳は画像やpdfでも指定した言語で翻訳してくれます。
これはブラウザで表示されるベトナムのハノイバス路線の一部、もちろんベトナム語で書かれています。
google翻訳で画像やPDFを翻訳するには「音声入力」右側の「カメラ」をタップします。
すると「googleレンズ」が起動し指定した言語、ここではベトナム語 ⇒ 日本語で翻訳結果が表示されます。
またオフラインでも精度が落ちますが画像をなんとか翻訳してくれるようですので海外旅行でも使えそうですね。
オフラインの場合には一行づつ翻訳するのがいいかもしれません。
現実のベトナムでは3G接続なら殆の場所でネット接続が出来るそうですので実際にオフラインとなる場所はあまりないのかな?と思います。
google翻訳の会話機能
最新のgoogle翻訳 会話機能ではお互いがマイクをタップしやすいようにスマホの両端にマイクボタンを設置出来るようにもなっています。(並べることも出来ます)
これだと日本語をタップして話せばベトナム語に翻訳されて相手が見やすいように表示されますし、逆にベトナム語では日本語に変換されて見やすいように表示されます。
これだとホテルのフロントでのやり取りもスムースに運びそうですね。
また、レストランでの注文や質問も楽にできそうです。
海外旅行での会話が楽しくなりそうな予感がしますね。
海外旅行でgoogle翻訳を使ってみた
kazuはカタコトですが中国語は判るので中国ではgoogle翻訳を使ったことはありません。
また同じ漢字(漢民族文字)ですので見れば何となく意味が掴めますよね。
しかしベトナムは初めてで「読めない」・「聞けない」・「話せない」ということで今回の海外旅行ではグーグル翻訳アプリを利用してみました。
日本語 ⇒ ベトナム語,ベトナム語 ⇒ 日本語,それにカメラ翻訳(googleレンズの翻訳機能)を利用したのですが、現実に使えたのか?どれぐらい信頼性があったのか?…
結論を先に言えば十分使えますし、大事なところは自分が理解した内容を相手に伝えることで確認することが出来ました。
カメラで翻訳(googleレンズ)
駅や観光地、案内板やキャッシュコーナー、スーパーマーケット、自動販売機やお店のメニューなどベトナム語で書かれたもの全てワカラナイ…^^;
そんな時にカメラ翻訳(googleレンズ)は威力を発揮してくれました。
日本語としてはイマイチなところもあったりしますが、知りたい意味は十分判りました。
ただカメラ翻訳では明るさや写す角度などで翻訳が違ってくることもあるようですので、必要に応じて2回写して確認すればいいのかな?と思います。
入場料をカメラ翻訳する
これはフエ王宮の入場料をgoogleレンズで翻訳したものです。
全てベトナム語で書かれていて全く意味不明でしたがルートの組み合わせ、王宮、大人や子供料金など全ての意味を掴むことが出来ました。
フエでは王宮と王族がくつろいだ部屋(コーヒーショップになっています)を観光する予定でしたのでフエ王都チケット200000VNDを購入しました。
これはニンビン・タムコックの乗船料窓口案内を翻訳したものです。
観光船のりばと乗船料窓口が200Mほど離れていて場所が判りませんでしたがgoogle地図で難なく歩いて行けました。(料金支払い後は観光船乗り場まで電動カートで送ってくれます)
キャッシュコーナー
キャッシュコーナーでも操作に不安なく利用できました。
ベトナム語のみの支払機や英語 中国語併記とベトナム語を選択する支払機などありましたがカードを入れて言語選択して暗証、口座選択、金額.明細書などのボタンを押すだけでVNDを手にすることが出来ます。
施設やメニューは?
これはハノイの軍事博物館です。
残念ながら建て替えで休館していました。
これはホイアンビーチの外れにある地元民に超人気で外国人も利用するレストランメニューです。
海鮮主体のお店で活き魚やエビが泳いでいて2日連続で利用しました。
このお店は別記事でご紹介したいと思います。
ベトナム語の音声翻訳
グーグルのベトナム語 ⇒ 日本語翻訳はどうでしょうか?
海外旅行最終日、ダナンからハノイに行きハノイから帰国という段取りでしたが搭乗予定の便が欠航となり、代替便は大幅に遅れてしまいました。
これではハノイでの乗り換えに1時間もとれないと思い航空会社スタッフに相談しました。
これがその時の航空会社カウンターでのやりとりです。
文が途中で途切れているように見えますが長い話でしたので同時通訳っぽい表示になっています。
スタッフは最初英語で話していましたが設定をベトナム語にしていたのでベトナム語で話してもらいました。
構文(SVOC)を意識した話し方なのでしょうね。
文章として完璧と言えます。
さて、現実どのような対応をしていただいたか….
ハノイに向かう便の座席は前から3番目を取ってくれて、預けた手荷物はすぐ流れて来ました。
ハノイのT2(国際線)ではパスポート提示のみで発券され、またスタッフが出国から搭乗まで寄り添ってくれて離陸10分前に搭乗出来ました。
google翻訳アプリ まとめ
初めてのベトナムでしたがgoogle翻訳アプリのお陰で困ったことは何もありませんでした。
時々変な日本語になったりすることもありますが、音声翻訳では自分の発音を正しく日本語で表示していればベトナム語にそれなりに翻訳されていると思っていいようです。
ツアーではなく自分で海外旅行したいけど日本語以外話せない…という方の参考になればいいですね。
そのようなことを考慮してもグーグル翻訳アプリは十分実用に耐えると思って間違い無いようです。