北京のパワースポット皇帝が天に祈りを奉げた天壇・入場料と行き方
北京には2つのパワースポットがあると云われます。一つは紫禁城を眼下に見下ろす景山公園、そして歴代皇帝が天に祈りを奉げた天壇です。
天壇とは天のお寺という意味で、天壇中央には降臨された天の皇帝が鎮座する特別の椅子がありました。
天壇公園への行き方
前門から天壇 公園に行くには
- 地下鉄2号線 崇文门 で5号線に乗り換え天壇東門で降りる(A出口)
- 快速公交1路、120,20,特11に乗り天壇西門で降りる
このようにバスでも北京地下鉄でも天壇公園にアクセス出来ます。
カズはブラブラ歩きで景山公園から紫禁城、天安門広場と北京を楽しみながら天壇公園に向かいました。
途中、このような自転車置き場が!
スマホで完結するシェアサイクルですね。
スマホでQRコードを読み込みロックを解除します。
返却も北京市内に点在する自転車置き場に置いてロックするだけという手軽さで、決済もスマホで完了します。
うぅ~~ん、進んでいますね。
公共バスと言えばEVバス。静かで加速も力強く感じます。
確実にEVの波が押し寄せているようです。
天壇公園 入場料
天壇公園西門です。
天壇公園の入場料は季節により異なります。
4月1日~10月31日(夏季)
天壇公園 入場料 ;15元
天壇公園入場料,祈年殿,回音壁,園丘 ;34元
11月1日~3月31日(冬季)
天壇公園 入場料 ;10元
天壇公園入場料,祈年殿,回音壁,園丘 ;28元
通期
祈年殿,回音壁,園丘 入場料 ;20元
参考:北京市民は月15元で1ヵ月間、天壇公園に自由に出入り出来ます。(北京市物価局規定)
天壇公園内で散策したり、運動する北京市民も多いのですが納得ですね。
でも、北京市民といえども、祈年殿に入場するには入場料が必要ですので、祈年殿は殆ど観光客でした。
天壇公園 開放時間
天壇公園開門時間
夏季 ; 6:00
冬季 ; 6:30
天壇公園入場券販売停止 ; 20:00
閉門時間 ; 22:00
祈年殿
開門 8:00
閉門時間(夏季) ; 17:30(16:00 入場停止)
閉門時間(冬季) ; 17:00(15:30 入場停止)
このようjに冬季を除いて、朝は6時から、夜は午後10時まで天壇公園を利用出来ますので、北京市民の憩いの場としての配慮を感じられます。
天壇とは?
天壇とは天のお寺と言う意味で清の皇帝が天上皇帝(天にも皇帝がいるとされた)に祈願する場所として1420年に建築されました。
天壇公園に入ってみることにします。
入り口は小さいのですが、中はとてつもなく広大です。
現在は公園として整備されています。
しかし….
祈年殿への道のり….
長すぎ~~!
ずぅ~~~っと、木ばかりです。
何十分歩いたのかな?ようやく左手に祈年殿入り口が見えてきました。
カズは西門から入りましたが東門から入場することをお勧めしますょ。
天壇公園の中は歩くしか方法がありません……..( ;∀;)
天壇公園の広さ は273万㎡、東京ドームの広さは…5万㎡もありませんデス。
とにかく、無茶苦茶広いです。
カズは景山公園から歩いてきたので、ちょっとこの広さはキビシかったですね。
祈年殿
紫禁城、天安門と並んで北京のシンボル祈年殿です。
直径32.72M,高さ38Mの円形をした建物は1420年に建てられました。
ここでは春節に皇帝が五穀豊穣を祈念したところから、当初『大祈殿』と呼ばれました。
1751年に修理をし、名称も改め現在の祈年殿となりました。
祭壇としては中国最大の木造建造物で世界遺産に登録されています。
外装には12本の巨木が使われ、それぞれ12支の干支を表します。
外装部分の中層に使われる巨木12本と合わせて24本の柱は24節季を表しているそうです。
祈年殿中央には直径1.2M、高さ19.2Mの金で装飾された4本の柱があり、これは四季を表します。
4本で支えられる中層部分の金で装飾された12本の柱は1年12ヵ月を表すそうです。
中央で天の皇帝へ貢ぎ物を奉納し、降臨した天の皇帝が鎮座します。
中国は旧暦を今も採用しています。
中国のお正月は春節と呼ばれるもので、2月10日前後に当たります。1月下旬の時もありますね。
春節は毎年変わり、春節からほぼ、1ヵ月後ぐらいに春を感じます。
春節が早ければ春が早く、春節が遅ければ春も遅い…….これは、カズの感触です。
農業をされている方は太陽暦ではなく、旧暦を参考にされる方も多いと聞いていますが、一理ありそうです。
蛇足ながら、大潮、小潮はキュウリの成長に密接に関係しているようですよ。(^^;
前門大街
天壇公園 西門を右に進むと『前門大街』通りに出ます。
ここは観光客で賑やかな通りです。
電車が来てるのに危ない!!
いやいや、これは本物を使ったオブジェで、ここから先は歩行者天国です。
おとなしそうに見えますが、号令一声で飛びかかります。
これ、よく分からない味でした。もち米を蒸したのかな??
大創産業と言えば百均ですが、これは『ダイソー』ではありません。
中国の人気店『ミニソー』です。
商品は自動翻訳と思えるヘンな日本語ですが売れているそうです。価格は均一ではありません。
中国人は日本の製品に絶大な信頼感を持っています。このミニソーはそのような意識を利用した便乗商法ですね。勿論中国製ですけど。
店内は化粧品店のようにキレイでした。
随分暗くなりました。どこか美味しそうなお店を探します。
今日もよく歩きました。