【北京紫禁城】歴代皇帝お気に入り景山公園の入場料と行き方
景山は明時代の永楽帝によって北京紫禁城(北京故宮)を取り巻く護城河と呼ばれる幅52Mのお堀の残土で作ったと云われています。
景山公園は皇室の御苑でしたが1928年から一般に開放されました。その景山公園へバスで行ってみました。
前門
観光客なら一度は訪れるところが『前門』ですね。
『前門』は多くの宿泊施設や料理店が軒を連ね『前門』自体が観光施設化しています。
『無印良品』を展開する良品計画が成都に続いて北京でオープンしたMUJI HOTEL、選んだ場所も『前門』でした。
また万里の長城-八達嶺長城 直通バスも前門から出ています。
八達嶺長城までは20元です。カズは今回の旅行では慕田峪長城に行きましたが八達嶺長城に行かれる方は地下鉄前門駅そばですので便利ですよ。
慕田峪長城への行き方と入場料などはこちらにまとめてみました。
景山公園への行き方
カズは前門にあるホテルに宿泊しましたので、その前門から景山公園へ行くことにします。
景山公園へ行くにはいくつか方法がありますが歩いて行くのも一つの方法です。
カズは逆ルートで、景山公園から故宮→天安門広場→前門 → 天壇へと歩いてみました。
北京ブラブラ歩きですね。
公共バスを利用する
前門から景山公園に行くには公共バスの利用が便利です。
- 5路バスで天安門広場東から西板橋で降りる
- 観光1路、観光2路バスで天安門広場東から故宮で降りる
- 82路や58路に乗り継ぎ景山東門で降りる
①の選択では景山西門から入場します。② ③の選択では景山東門から入場します。
地下鉄を利用する
地下鉄利用では
- 5号線東四駅で降りる(B出口)
- 東四路口東から101路,109路に乗る
- 故宮で降りる
- 景山東街を歩き、景山東門から入場する
故宮からやや離れたところからなら地下鉄が便利ですね。
景山公園 入場料と営業時間
景山公園 入場料 ; 2元
営業時間 6:30~21:00
入場料はリーズナブルで嬉しいですね。チケット売り場は景山公園入り口脇にあります。
景山公園の入り口です。
景山公園は付近住民の憩いの場になっていて太極拳やダンスをするグループも見受けられます。
目指すのは景山公園の頂上です。
緩やかな階段ですが、結構体力を使います。
紫禁城
景山公園の一番高い所からは北京市内を見渡すことが出来ます。そして、故宮を見ると……
くっきりと見えないのは北京名物-スモッグのせいではありません。
景山公園には午前中に訪れたために逆光でまぶしく見難いという理由でした。
これから景山公園に行って故宮を見ようと思っている方は午後にした方がいいと思います。
(カズは午後には天壇公園を訪れましたがすばらしい眺めでした。)
それでも紫禁城(北京故宮)の大きさを感じることが出来ました。木造建築群として世界最大規模だそうです。
画像手前が神武門で故宮博物院北門出口になります。
天安門広場
景山公園の出口は故宮博物院北門の正面です。(ここから景山公園に入ることは出来ません)
これから紫禁城の外堀に沿って歩き、天安門に向かいます。
途中お堀を渡って午門に向かいます。午門は故宮博物院の入り口です。
午門入り口から天安門に向かうつもりでいたのですが係から制止を受けました。
『ここは入り口専用です。』
では出口はどこですか?と尋ねたら『中山公園を通って外に出る』とのこと。
仕方なく引き返します。
中山公園入場券発売所です。6073の文字が!
今日、現在まで6073人の入場があったということで、出場4671在園1402….
凄い入場者管理ですね。
中山公園入り口はこちらですが
先程渡ったお堀にかかる橋はすぐそばにあるので結局中山公園に入るのはやめて橋を渡ることにしました。
中山公園に沿って歩きます。地元の人でしょうか?それとも観光?
ゲートにさしかかりました。天安門広場付近は常時厳重な警備です。
ここでは中国人であれば身分証を、外国人であればパスポートの提示を求められ所持品の開封検査があります。
カズは2度目の天安門でしたのでバッグの中には食品のみという軽装です。x線検査後の開封検査はありませんでした。
通常、x線検査に加えてバッグの開封検査が行われます。
ゲートを通過すると一転、趣が変わります。
天安門が見えてきました。
いつも映像でみる天安門です。
こちらは中国国家博物館です。
警察と軍の中間的存在、特警です。
エルサルバドル使節団
2018/8/21日、ラテンアメリカのエルサルバドル共和国は台湾との国交を断絶し中国と国交を樹立しました。
カズが天安門をブラブラしていた10月下旬、偶然エルサルバドルからの使節団に出会いました。
天安門には中国とエルサルバドル国旗が並んで国賓級の熱烈歓迎です。
北京の風景を満喫しているようですね。
カズはこの後、地下通路を通って天安門広場へ向かい、前門から重点管理区域を出ました。
公共バスと歩きで紫禁城-天安門をぐるっと一周!
これから紫禁城、天安門と共に北京のシンボル-天壇に向かいます。
天壇とは天の皇帝を祭るお寺です。中国は旧暦を採用していますがその謎が少し解けたような気がしました。