【龍門石窟】地図と行き方-ツアーのガイドと間違えられる(^^;

西安から新幹線で洛陽龍門駅へ、そして翌日、龍門石窟に行ってみました。おうち栽培の2019年のサイトを飾る画像は龍門石窟でした。

高速鉄道の洛陽龍門 駅は在来線の洛陽駅からは離れていますが、現在、急ピッチで整備が進められていました。

龍門石窟 地図と行き方

洛陽龍門 駅から龍門石窟に行くには公共バスという選択肢もありますが洛陽龍門駅前にはバス停がありません。

バス停まではちょっと歩くことになりますのでタクシーが便利です。

タクシー運転手には【龍門石窟西北区游客中心】と指定しましょう。(地図参照)そうしないと東北区旅客センターに向かいます。

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新しい龍門石窟入場券売り場(東北区游客中心)は伊河に架かる龍門北橋を渡ったところにありますが龍門石窟入り口までは電動カートを利用しないと歩きは大変です。

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従来の龍門石窟 西北区観光センターにも入場券売り場があります。

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龍門石窟北門からは龍門石窟入り口まで歩いて800Mの距離です。

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龍門石窟 入場料

当初龍門石窟の入場料は120元に設定されていましたが、その後100元に値下げされました。

そしてカズが訪れた時の入場料は100元の上にスタンプで90元と訂正されています。

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ということで、龍門石窟の入場料は90元でした。

この入場料の内訳は西山石窟、東山石窟、香山寺、白園の4か所の入場料を含みます。

龍門石窟はこの分類では西山石窟を指しています。

龍門石窟ツアーではこの西山石窟しか組んでいませんし、実際にカズも東山石窟には入場していません。(入場するとパンチングされます)

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ですから入場券は『西山石窟』だけの購入でもいいのでは?と思います。

洛陽 龍門石窟ツアーでは、この西山石窟を指しています。西山石窟の入場料は半額の45元です。

龍門

龍門石窟 入場券を購入したら龍門石窟(西山石窟)に向かいます。

伊川に架かる大きな橋です。

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龍門橋

この橋は『龍門橋』と呼ばれ、龍門石窟入り口は龍門橋の下を通った先にあります。

また、東北区旅客センターと西北区旅客センター、それに龍門石窟入り口を結ぶ橋になります。

東北区游客センターからであれば龍門橋を渡って入り口に通じる道に向かいます。また、東北区游客(旅客)センターから電動カートで龍門石窟入り口へ向かうことが出来ますし、西山石窟を出て電動カートで東北区游客(旅客)センターに戻ることが出来ます。

電動カートは西北区游客センターには行きません。

西北区游客センターは龍門石窟観光センターとして計画されたので位置的に便利ですが、駐車場が狭いために新たに東北区游客センターが建設されました。

東北区游客センターは広大な敷地で、大型観光バスを数多く収容できます。また、タクシーも東北区旅客センターに向かいます。

しかし、少人数の観光であれば西北区游客センターの利用が便利で、高速鉄道 洛陽龍門駅からも近いのですが、帰りに公共交通機関を利用する予定であれば東北区旅客センターに向かうのが良いかもしれません。

カズのおすすめは….

洛陽龍門駅からタクシーで西北区旅客センターへ向かう。
龍門石窟から公共交通機関利用なら東北区旅客センターへ向かう。
龍門石窟からタクシー利用であれば西北区旅客センターへ向かう。
あまり歩かず観光するなら東北区旅客センターの電動カートを利用する。

このようなところでしょうか。

龍門石窟入り口

電動カートを降りて少し歩くと龍門橋脚が見えてきます。

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龍門には龍門石窟の地図も埋め込まれています。この時一人の日本人が声を掛けてきました。どうもガイドさんと間違えられたようです。後ろ姿がガイドに似ていたのかな?(^^;

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龍門をくぐると龍門石窟入り口になります。

潜渓寺

順路の最初にあるのが潜渓寺です。

唐高宗の時代に彫られた洞窟-潜渓寺は洞内に湧き水が出ているところから潜渓寺と呼ばれるそうです。

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石段を注意しながら登ります。

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高さ7.8Mの阿弥陀仏は豊満な表情をしています。

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賓陽洞

『魏書・釈老誌』の記載では、「景明初期、世宗が大長秋卿白整に詔を下し、京霊岩寺石窟(今の雲岡石窟)を模型にし、洛南の伊阙山で、高祖、文昭皇太後に石窟二箇所を造営させ……永平中、中伊劉騰が世宗に上奏し、もう一箇所を造営した。

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牡丹石

牡丹石(洛陽牡丹石)は中国 洛陽の五龍村で産出される自然に形成された珍しい石です。

黒色大理石に白色牡丹の模様が綺麗に浮かび上がります。

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価格も年々高騰し、収蔵品として、投資の対象として、中国富裕層を中心に人気が高まっています。

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蓮華洞

西山石窟中央より過ぎたところにあるのが蓮華洞です。

約6mの高さの洞の中央には釈迦牟尼の像があります。

天井の蓮華の花が印象的ですね。

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周囲にも様々な仏像が彫られています。

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奉先寺

洛陽石窟最大の仏像が奉先寺洞にある奉先寺大仏です。

奉先寺洞は一段と高いところにあり、登るのも大変でした。

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この奉先寺大仏は高宗の時に造られたそうです。また、本尊の容姿は、則天武后を写したという説があり、造営責任者は、中国浄土教祖の善導です。

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奉先寺の石窟は長さ、幅ともに30m以上、中の盧舎那仏座像は龍門石窟で最も大きく、高さ17m、耳だけでも1.9mもあるそうです。

こちらの像は盧舎那仏を守っています。

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高い位置から対岸を見ます。

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山の中腹にあるのは東山石窟です。

入場券はあるのですが、ちょっと大変そうで行きませんでした。

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奉先寺全景です。

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奉先寺を最後に西山石窟を出て、対岸に渡ります。

対岸からは龍門石窟(西山石窟)を見渡すことが出来ますです。

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香山寺と蒋介石

対岸の遊歩道に香山寺があります。

『 【龍門石窟】地図と行き方-ツアーのガイドと間違えられる(^^; 』 ..香山寺と蒋介石対岸の遊歩道に香山寺があります。..

とても急な階段で手すりを持たないことには危険すぎる階段です。その階段を登り切ったところに……

この香山寺には蒋介石の別荘がありました。

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1936年、蒋介石50歳の誕生を祝うために地方政府が建設したとされている2階建ての別荘は、『北西共産抑制』が目的とされています。

内部に入ると、孫文が揮毫した色紙が掲げられています。

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ここは応接室として使われたのでしょうか。

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こちらは執務室です。

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対岸の仏教文化最盛期に造営された石窟と数万の仏像、その対岸では歴史を動かす極秘の野望も….

一気に時計が1000年以上も回ってしまい、やや混乱気味でしたが、仏のご加護で救われました。(^^;

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洛陽は昔も近代も歴史の檜舞台だったのですね。そして、もう一つの舞台がありました。

香山寺と白楽天

白楽天、本名、白居易は、唐の時代の詩人で、長恨歌等、平安時代の日本の文学にも影響を与えていたそうですが、その白楽天が晩年住んでいた場所が、この香山寺で、白楽天の別名、香山居士はこのお寺の名前から採られたものだそうです。

8世紀、遣唐使として日本から唐へ渡った僧侶の空海は詩人・白楽天と特に親しかったそうで、2017年に制作された日中合作の映画 空海では白楽天が空海の相棒として描かれています。

遣唐使として唐に渡った空海は西安の青龍寺で修行しました。空海が四国の出身だったことから四国お遍路札所が各地にありますが、西安青龍寺は0番札所となっています。

buling buling youth hostel

カズが宿泊した buling buling youth hostelの神対応に感激です。

龍門石窟観光が終わって預けていた旅行バッグを受け取りに宿泊先に戻ったところ、オーナーが暖かくお出迎えです。

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そして、暖かい菊のお茶を出してくれました。

『 【龍門石窟】地図と行き方-ツアーのガイドと間違えられる(^^; 』 ..そして、暖かい菊のお茶を出してくれました。..

予約したときは洛陽龍門駅に一番近そうだからという単純な理由だったのですが部屋も数人の相部屋から2人用、家族用と選択出来て、シンプルながらも清潔感ある部屋でした。

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新幹線 洛陽龍門駅から歩いても行ける立地で、龍門石窟に行くのも便利です。

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隣の料理店も素晴らしく、自家製豆乳や簡単な総菜は無料提供でした。

100元も出せばビールに肉に餃子に総菜など食べきれない程の量です。

しかも、お肉なら豚や鶏など自分の好みで盛り合わせも出来ます。

野菜類も同じく盛り合わせOK!

西安~北京を含めた今度の旅行で最も満足できた料理店でした。

洛陽に行くならおススメです。

Buling Buling Youth Hostel

龍門石窟ツアー客に出会う

奉先寺洞にある奉先寺大仏では、日本人のツアー客に出会いました。

西安から新幹線で洛陽龍門にきて、龍門石窟を観光してすぐ、西安に戻るとのことでした。

忙しいですよね。

ツアー客から「自分で来たのですか?」と聞かれたので、「そうですよ」と答えると、やや、驚いた表情でした。

聞けば、「自分で行きたいけど、良く判らないし…」とのこと。

確かに、良く判らないですよね。

カズも同じです。初めての洛陽ですから。

中国語もあまり話せませんが、それでも、自分で行けるのは何といっても同じ「漢字文化圏」だからです。

発音は難しくても「筆談」で通じます。

そして、頼りにしているのが、グーグル翻訳-ネット環境です。

中国本土でネットも通話も出来る15日間無制限SIMカードこれならデータ通信だけでなく通話も出来るので安心ですよね。

8日間のカードもあるようです。(^^;