【楽山大仏】ツアーか路線バス利用は現地決定が得策かも?
成都から日帰り観光 で人気の世界最大の大仏-楽山大仏に行くには楽山大仏ツアーと路線 バスで行くのと、どちらがいいでしょうか?カズは路線バスで行きましたが実は…!
『世界不思議発見』で取り上げられた『楽山大仏』は【超人 空海 唐留学の謎に迫る】と題して楽山大仏と空海との接点を放映していました。TVでは楽山大仏のお化粧直し、というか殆ど大修理って感じでしたのでこれから訪問する方はキレイな楽山大仏を拝観出来ますね。
これから成都観光を考えている方やツアーで楽山大仏 観光をどうしょう?と迷われている方の参考になればいいですね。
楽山大仏までの行き方は?
まず、ざっくりと成都から楽山大仏までのアクセスを振り返ってみます。
↓長距離バス(約2時間)
↓楽山 市内バス(13路:約30分)
↓八仙洞
↓遊覧船乗り場
↓船で楽山大仏 観光
↓八仙洞(遊覧船乗り場 )
↓旅游バスターミナル (肖坝旅游车站)
ざっと、振り返るとこのような行き方だったのですが、実際には船で楽山大仏 観光する予定でしたので港まで行ったところ、迷ってしまって、目に付いた特警で楽山大仏までの行き方を聞くことにしました。
特警とは警察と軍の中間的存在で常に小銃を携帯していますが、親切に最寄のバス亭まで連れて行ってくれました。中国の印象変わりましたよ。
どこから来たの?と聞くので日本からと答えるとニコッってしていましたょ。
ところで、………..都市ガスって石炭ガスなのかなぁ~?
成都旅游集散中心から肖坝旅游车站への行き方
成都バスセンター(新南门汽车站)は地下鉄新南門駅そばにあります。
成都バスセンターは日本人旅行者も多いパンダホテルも近く、チベット旅行を得意とするA氏の拠点にもなっています。
バスセンター入り口ではX線による手荷物検査があります。検査機に手荷物を置いてセンターに入り手荷物を受け取ります。
次に乗車券を購入します。乗車券は入り口右手の階段を上がった2階で販売されます。間違いを防ぐためにメモ用紙に『乐山』(le shan)と書いて伝えるのもいいですね。
カズは前日に下調べをして当日に乗車券を購入しましたが、細かく予定を立てる場合には前日に購入するのがいいかもしれません。
バスターミナルは成都と各都市を結ぶ陸上長距離交通の拠点のひとつで早朝から旅客で混雑します。
バスの発車を告げるアナウンスはありませんので、乗車口付近で待機しておきましょう。
バスは肖坝旅游车站(楽山バスセンター)行きでバス前面には『乐山:楽山』というパネルを掲示してあります。
バスは高速道路を利用しますので快適ですよ。
楽山バス ターミナルから楽山大仏へ行く
乗車後2時間程で肖坝旅游车站(楽山バスターミナル)に到着しますので楽山市内バスに乗り換えます。ターミナルから目の前の道路に出ればすぐに看板が目につきます。
利用するバスは13路です。八仙洞の次が楽山大仏です。楽山大仏を歩いて観光したい場合には『楽山大仏』で降ります。海上から観光するには『八仙洞』で降ります。
楽山大仏 観光 遊覧船
八仙洞までは30分程で着きます。
八仙洞でバスから降りると、左手に見えるのが遊覧船乗り場で、遊覧船乗り場までは1~2分というところです。
遊覧船 乗船券を購入して遊覧船に乗ります。
多くの観光客が並んでいますが、みなさん、キチンと並んでいますね。
というか…
検票口には鉄柵があり、大人一人分の幅ですので割り込みようがありません。(^^;
観光客は多いのですが発着する船も多いので待ち時間は5分程で、待つというより並ぶという感じでした。
検票口を過ぎたら階段を降りて乗船します。救命胴衣は船内にあります。船内での救命胴衣着用は自由ですが、デッキに出る場合は救命胴衣着用が義務づけられていますので着用してない場合には注意されます。必ず着用するようにしましょう。
世界遺産登録 楽山大仏
天気予報では雨でしたが、何故か上天気でした。楽山大仏サマの御加護でしょうか?楽山大仏に向かっています。
独特の岩肌です。楽山大仏のある川は岷江、青衣江、大都江という3つの川が交わる場所で昔から水害が多かったそうです。そこで治水を願って造られたのが楽山大仏で、僧侶が90年もの歳月をかけ、岩肌を削り造ったそうです(一説では僧侶の指揮のもと住民が作業したという話も…)。
楽山大仏が完成した1年後に『空海』がこの地を訪れました。当時の中国では仏教が最盛期でした。
カズは3号船に乗船しました。
多くの観光客が歩いて楽山大仏を目指しています。カズは歩いての楽山大仏観光はしませんでした。というのも、途中道が判らずに、うろうろして約2時間程無駄にしたからでした。
ですから通路が細く多くの観光客で混雑する楽山大仏観光には少し時間を要するかな?と思ったからですが、やはり、せっかく楽山大仏まで行ったのだから是非足を運ぶべきだったと残念な気持ちもあります。
これから自分で楽山大仏を訪れる方は早めの出発で是非、楽山大仏を見てくださいね。
楽山大仏の手と観光客です。東大寺大仏の5倍の大きさが伝わるでしょうか?
観光船は約30分ほどで八仙洞に戻りました。救命胴衣は船内備え付けのBoxに返却してから下船します。
楽山大仏 観光費用は?
路線バスを利用した楽山大仏 観光費用をまとめてみます。
成都から楽山大仏までの乗車券は46元でした
また楽山市内バス代金は1元でした。(成都市内は2元です)ということで、往復2元です。
乗船券は70元でした。
ということで合計は一人164元でした。
また、昼食で食べた焼きそばらしきものが15元ということで179元でした。(楽山大仏拝観料は90元です)
戸惑ったこと
成都からバスで2時間程と比較的簡単に訪れることができる世界遺産の楽山大仏は1度は見ておきたいものですね。
また、自分で計画してカタコト中国語で旅するのもいろんな出会いがあっていいものです。
特に事前に調べて観光船は港から出るものと思い込みバスセンターから港に向かったものの勝手がわからず特警で聞いたりしたのもいい思い出になりました。
実は港にも観光船はあるものの、営業中とは思えない状態でした。
上の画像が楽山大仏の対岸になります。(カズが最初に訪れようとしたところ)でも人影は見当たらず船も係留されたままです。
一方の八仙洞といえば多くの船が満席で(きっちり救命胴衣の数=定員)で運行していました。
恐らく楽山 市の方針で観光船乗り場を1箇所に集約したのかなと思います。
カズが訪れた時は八仙洞駐車場の拡張工事の最中でした。急増する観光客対応ですね。
多くの楽山大仏 観光で路線バスでの行き方の記事は新しい遊覧船発着所が出来る前の記事ですので注意してください。従来の場所は使われていません。
成都市の混雑も考えておこう
成都行きのバス発車時刻は16:30分でしたので約2時間ということで18:30分には成都バスセンターにつく予定でしたが…..
成都インター手前から混み始めインター過ぎてからはもう滅茶苦茶!殆ど動きません!
東京都の1.5倍の人口を抱える地方中核都市成都の現実も考慮し、計画を立てるのが無難のようですね。
楽山へ高速鉄道で行くには?
楽山大仏へ高速鉄道で行くには楽山駅(乐山)で降ります。
高鉄楽山站からは路線バスの3番に乗車(高鉄楽山站が始発駅です)し、楽山大仏で下車します。
8~10分間隔で発車していますので便利ですね。
でも、楽山大仏まで途中駅が22もあり、時間的には少々かかるようです。
ここはゆっくりと楽山大仏対岸の宿に一泊してライトアップされた楽山大仏を眺めるのもいいかも知れませんね。
楽山大仏 現地ツアーの方が安かった!
翌日、成都市内の観光をしていたらこんなチラシを戴きました。
えっ! 楽山大仏 現地ツアーが130元?
往復交通費、観光施設入場費、全行程ガイド付、旅行保険付、昼食付
しかも、早朝6時半頃お迎えに参りますってどうなのよ!
カズの使った費用は180元!しかも船ではなく観光施設入場費は90元…..ということは200元相当!!
昼食付ですので、確かに標準:220元は嘘ではありません。
チラシを配っていたのは中国青年旅行社の余江経理で、いろいろ聞いてみるに本当にこの価格で他に費用はかからないとのこと。
最も日本の旅行社も現地旅行社を使っているし、ホテルなど斡旋手数料を上乗せして紹介しているから実際はそんなものかも知れないですね。
しかし…….
もっと早く知らせて欲しかったょ~~!楽山大仏サマ!
これから楽山大仏を観光しようと考えている方は現地ツアーを利用するのもいいかもしれませんね。
変面で有名な成都古鎮 錦里入口付近では旅行社のスタッフがパンフレットを配っています。
それは、それは…
一枚でももらったら次々と別の旅行社のパンフ奇襲で即、10枚は集まりますよ~。 (^^;
楽山大仏の修復 工事が終わりました
【2019/04追記】
カズが楽山大仏を訪問したのは2017年7月でしたがその1年後、2018年10月に何と楽山大仏の胸部の一部が崩落したそうです。
画像は訪問時に撮影したのですが、既にこの時には亀裂が生じていたのですね。
そしてこの亀裂から雨水が浸み込み胸部の一部崩落に至ったと思われます。
ということで、2018年10月8日、楽山大仏景観区管理委員会は楽山大仏の全面修復 工事を決定しました。
そして、半年後の2019年4月1日、工事を終えた楽山大仏が一般公開されました。
修復 工事は崩落部分の現況回復がなされたものの、全体的には文化財保存に細心の注意を払ったことがうかがえます。
これから楽山大仏を訪問される方はお化粧直しをした楽山大仏を拝観出来ますね。
四国八十八箇所霊場 0番札所
西安にある四国八十八箇所0番札所・青龍寺が人気記事になっています
西安 青龍寺は空海が修行したお寺として広く知られていますが八十八箇所霊場巡りを終えて、高野山にお参りした方が特別霊場 0番札所 西安 青龍寺を訪れると言います。
青龍寺では御朱印帳や巡礼用品を購入することが出来ますがお値段はやや高めのようです。
お心付けで御朱印帳に記入して頂けますのでこれから四国八十八ヶ所めぐりをされる方は新しい御朱印帳を持参するのがいいかも知れません。
また今まで記帳していただいた御朱印帳にも勿論「青龍寺」の記帳と捺印をして頂けます。
カズも今度西安に行ったら八十八箇所巡礼の御朱印帳を持って行こうと思います。