釈迦頭(シャカトウ-バンレイシ)栽培-種から育てる記録
沖縄産釈迦頭(バンレイシ)を美味しく戴いた後、種を10粒程植えてみました。
そのうち忘れた頃、ようやく2つの種から発芽しましたが、一つはいつのまにかダメになっていました。
結局、10粒の中で生き残ったのが一つだけで、今年(2017年)始めての冬を迎えました。
- 室内においてみた
- 【悲報】 ペルチェ素子を使った温冷庫が壊れた
- PWM制御にしてみよう
- PWM制御ユニットが届きました
- 元気に育っています
- 【悲報】釈迦頭がSOS!
- おっ!バンレイシ(釈迦頭)が威張ってるゾ!
- 成長に弾みがつきました
- この冬が心配です
- 釈迦頭に異変が!
- 釈迦頭の葉に斑点が!(8/13)
- 釈迦頭、窮地を脱出!
- シャカトウの耐寒性
- シャカトウの保温
- バンレイシも耐えてくれました
- シャカトウの根が!(4/20)
- 釈迦頭に新芽らしきものが!(2019/4/28)
- シャカトウの樹勢回復(2019/6/13)
- マカ酒とプロポリス豊富な巣はちみつ
- 釈迦頭、順調生育中(2019/7/5)
- 秋の気配が!(2019/9/17)
- 釈迦頭の植え替え
室内においてみた
1月になって、朝夕特に冷え込みます。特に、最近の朝の冷え込みで、葉の両端が変色し、明らかに枯れる兆候が。
そこで、使っていない車載用温冷庫を思い出し、20度にセットし、中に入れてみました。
数日後….ん?、新しい葉が元気を取り戻したぞ!
そんな訳で、釈迦頭の成長記録をつけてみようと思います。
2018年1月2日の状態。
車載用温冷庫
2018/1/29日 釈迦頭が元気ない
朝、起きて釈迦頭を見たら何だか元気ない。
オカシイなと思ってバッテリーを見たら…..ない!
ここ最近の寒波で雪がソーラーパネルに積もってあまり発電していないようです。
急遽、充電開始。
何とか、20度まで上昇。
2018/2/26日 春が近いようだ
ようやく記録的寒波も終わって小鳥のさえづりも聞こえるようになりました。
釈迦頭にも日差しが当たるように太陽の動きに合わせて釈迦頭も移動させます。
おや?よく成長しています。
どうしてなのか?と調べてみた
ちょっと壊れるには早すぎない?ということで調べてみると…..どうも構造に問題があるようです。
この温冷庫はアマゾンや楽天でも売っているので画像で判ると思います。
設定温度になればスイッチが切れ、設定温度より2度下がるとスイッチが入って温度を維持するということですが、ここに致命的欠陥がありました。
電流が流れなくなると熱が急激に移動する
ペルチェ素子に直流電流を流すと素子の両面で熱が移動し、片面は発熱して温度が上がり、反対面は吸熱して温度が下がるのですが、電流の流れを遮断すると、移動した熱が急激に逆方向に移動するというのです。
ペルチエ素子は片面は高温になり、もう一方の片面はマイナスの低温になっていますが、電流の流れを遮断することで、高温の面は急激に冷やされ低温の面は急激に加熱されるという現象が起きるというのです。
細かなスイッチングで一定の温度を維持するということは、ペルチエ素子に過大な負担をかけているということでもあったのです。
PWM制御にしてみよう
適当なパルスを発生し、そのパルスによりスイッチングを行って、端子に電圧を印加したり、開放したりする。このときパルスのデューティ比を変えることでパルス間隔を調整する
早速、アマゾンでPWMスピードコントローラを注文してみました。
いつ届くのかな?
PWM制御ユニットが届きました
3/3日に発注したPWM制御ユニットですが、3/19日にようやく届きました。
まだ、動作確認はしていないのだけど….
春も真近だし、室温も21度あるし…
それより、水耕栽培のポンプ制御に転用しようか?と思案中です。
ソーラー発電をディープサイクルバッテリーに蓄電して栽培管理のaruinoやそのほかの電源に使う予定なんだけど
【悲報】釈迦頭がSOS!
今迄は夕方おうちの中に入れていたのだけど、10日間程中国旅行するのでずっと温室に置くことにしました。
そして、帰国後の4月28日に見てみると………
何と、一番大きく育った葉の半分が枯れてきた!
そのほかの葉も調子が悪いよね。
実は旅行中、ドアに松葉箒が倒れてビニールシートが下りなくなってたみたい…….
そしてその間、とても寒い日があったようで、今までぬくぬくと育ってきたからキビシかったのだろうね。
枯れかかった葉は切り落として負担を減らそうと思います。
おっ!バンレイシ(釈迦頭)が威張ってるゾ!
あれから10日後…..の2018/5/8日の様子です。
枯れかかった葉は切り落としてお化粧直しです。
成長に弾みがつきました
こちらが5/24日の状態
そしてこちらが6/6日の状態です。
梅雨入りということで雨が降っていますが一段と葉が大きくなりました。
この冬が心配です
暖かい南の島 バリ島に行ってきました、
帰国後6/25日の様子がこれ。
更に大きさを増しました。
これまでは月に2枚のペースで育った釈迦頭の葉ですが今は、1週間1枚のペースのようですね。
鉢も大きくしてあげないといけないのかな?
しかし、今年の冬をどうしょうか?と心配しています。
何せ、真冬は部屋も氷点下になるぐらい冷え込むこともあるみたいなので……。
故障した温冷庫を直しても大きく育ったので入らないよね。
釈迦頭に異変が!
順調に成長していた釈迦頭ですが、最近、ちょっと異変が起きています。
葉がやや小さくなった?
成長と共にやや、斜めになってきたので支柱をとりつけたのだけどその時、根を傷めたのかな?
脇芽が少し伸びてきました。
釈迦頭も木らしくなろうとしてるのかな?
釈迦頭の葉に斑点が!(8/13)
順調に育っていたのですが、釈迦頭の葉に斑点が出るようになり、落葉してしまいました。
う~~ん ?
思い当たることとと言えば…..
7月終わりに取り付けた支柱ですが、少し長かったので先端を丸めて土に挿しましたが….
この時に鉢に沿って回っていた根をかなり傷つけて、そこから土中細菌に感染したのかな?とも思われます。
画像は8/3日撮影ですが、この時はまだ葉っぱが元気ですよね。
そういえば…..
この頃、釈迦頭のそばに虫がいたのでアースの殺虫剤を噴霧したけど
この殺虫剤が釈迦頭の木や葉にもかかったのかもしれません。
殺虫剤はごく普通に販売されている室内用のハエや蚊を退治する殺虫剤です。
それにしても、この殺虫剤は植物にとっても強力なのか…?
大きめの鉢に植え替えよう
はっきりした原因が判りませんが、幹を持って鉢から抜くと根がびっしりと回っていて
そこで細菌の消毒液を根や葉に噴霧して植え替えることにしました。
土は先日購入していた果物と野菜用を使用です。
長期的には土壌の有用微生物を育てるのがいいかもしれません。
しかし、わずか数か月でここまで大きくなりました。
市販されている釈迦頭の木と変わらないですよね。
先端の若葉を落としていますね。
暑い日が続きますが朝方は涼しさも感じます。
一日の温度差がやや激しくなり、釈迦頭にはストレスがかかる季節になりました。
そういえば、ほぼ満1歳ってとこかな?
多分、昨年の今頃、芽が出てきたように思います。
身長も65センチになりました。
釈迦頭、窮地を脱出!
9月になりました。
釈迦頭の葉は殆ど落ちてしまいました。。
枯れてから葉が落ちるという感じではなく、自ら切り落とすという感じでしたので、釈迦頭にとっては、緊急避難的事態だったようです。
根からの細菌感染であれば、徐々に葉が黄化するのでは?と思うので原因は釈迦頭の木や葉にかかった殺虫剤かもしれません。
葉の表面に付着した殺虫剤成分が釈迦頭全体に及ぶのを察知し、切り捨てたのでしょうか?
今はこのような姿になっています。
一時は葉が毎日落ちて、葉の色も醜くなって「終わりかな?」と思える状態でしたが、そのうち新芽が出て順調に育ち始めました。
最初の新芽は大きくなるにつれ、葉に斑点模様が出ましたが、次の新芽ではそれも薄くなり、3つ目の新芽では健康な時期と変わらないようです。
何とか、….一安心です。
シャカトウの耐寒性
10月も終わりに近づき、そろそろ冬の準備を考える季節になりました。
そこで、シャカトウの耐寒性は何度だろうと調べて見ますが適当なサイトが見つかりませんので、英文ではと検索したところ、それらしき記述がありました。
Annona species are taprooted, evergreen or semideciduous, tropical trees or shrubs.This fruit typically grows in areas where temperature does not drop below 28 °F (-2 °C), especially Cuba, Jamaica, and the Philippines. .
どうやら氷点下2度が限界のようです。
2018年は異常低温でお風呂の混合水栓が凍結で壊れる事態になりました。
外気温といえばマイナス8度…….
これではシャカトウは耐えれませんね。
せめて最低温度5度ぐらいを維持する方法はないのかなぁ~と思案しています。
シャカトウの保温
11月も半ばになり、朝夕、冷え込むようになりました。
外では寒いだろうとリビングに置いているのですが、結構な『身長』になりました。
判りにくいのですが、87センチあります。
昨年の今頃はわずか10センチ程でしたから凄い成長です。
来年の今頃は2メートルに??
いや、この冬は耐えられるのかが心配です。
やや葉が黒くなってきました
シャカトウにとって2度目の冬ですが、昨年は温蔵庫の中でぬくぬく育ちましたので実質初めての冬になります。
低温には何度迄耐えられるのか更に調べたところ、英文ですが氷点下2~3度で死ぬとの記述がありました。
幸い室内では氷点下にはなっていませんが、年末の寒波の影響か、最近葉の一部が黒ずんできました。
また、10度以下の気温で落葉するとの記述もありました。
まだ落葉には至っていませんが、低温には注意を払って見守りたいと思います。
日中はストーブで暖房しているので20度近くはあるのですが夜中には暖房が切れるので朝方は6度ぐらいまで下がっているようです。
5度以下にはならないよう注意しなければなりませんね。
バンレイシも耐えてくれました
春の足音も聞こえる3月になりました。
これは菜の花ではありません。
大根……
トウが立ってきてもうすぐ開花って感じですね。
もう少し蕾が大きくなったら茹でてお浸しにしようと考えています。
さて、カズんちのバンレイシも何とか低温にも耐えて生きぬいてくれたようです。
日中、温室に入れて養生するのですが、だんだん葉の元気がなくなるようです。
そのうち、全部落として新芽が出るのかな?と思います。
幹の防寒服?も衣替えということで取り去りました。
やっぱり、こちらの姿が”木”らしくていいですね。
沖縄産シャカトウの苗
カズはシャカトウを種から育てているのですが、沖縄産のシャカトウの苗が売られているのですね。
また、輸入品ですがシャカトウの種もありました。
シャカトウの苗は人気商品でアマゾンでも売り切れが目立つようでした。
寒さには弱いのですが、冬季は室内ってことで大丈夫のようです。
カズんちのシャカトウは2年目の春を迎えます。
もうすぐ、新芽も期待できそうです。
シャカトウの根が!(4/20)
日中は汗ばむ程の陽気になりましたが、カズんちのシャカトウは元気がありません。
そこで、植木鉢から取り出してみたら……
何と根ぐされしていました!
鉢に沿って伸びている根は全滅!
黒く変色し、無残な姿になっていました。
低温の影響なのか、水はけが悪いのか…
どちらが原因か判りませんが、変色した根を取り去っていくと、中心部には白い根が残っていました。
培養土は水はけがよくないかも…ということで土を混ぜてみたけど、果たして結果は?
釈迦頭に新芽らしきものが!(2019/4/28)
もうすぐ5月ですよね。新緑の季節です。
で、カズんちのバンレイシは……
見るも無残な姿になっています。
葉っぱを全部落とす訳ではなく、枯れている訳でもなく…
生きてるのか、もうダメなのか…?
でも、よく見ると新芽らしきものがありました!
10日ぐらい前から「これ、新芽?」と思えるものが付いていたのですが、木屑のようでもあり、気になっていましたが…
ようやく、新芽と確信出来ました!
成長が超スローなのですが、根っこの状態からすれば頑張ってくれています。
良かった!
シャカトウの樹勢回復(2019/6/13)
根っこの状態を見ることは出来ませんがシャカトウが少しづつ回復してきました。釈迦頭にとって厳しい冬を乗り切りました。
これはほぼ1年前の6/25日の画像です。
わずか1年でこれだけ成長したことに驚きですね。
昨年と比較して葉の形状が少し異なるようにも思えますが、1枚ずつ成長していくのと、一斉に多くの葉が成長するのとでは違うのかもしれませんね。
マカ酒とプロポリス豊富な巣はちみつ
2019/5月 昆明-大理-麗江-シャングリラぶらぶらの旅ではマカと貴重な巣みつ(コムハニー)を買ってきました。
マカといえばえっ!40代の主人が!とか何やら思わせぶりなキャッチコピーで知っている方も多いのではと思います。
南米ペルーの標高4000mが原産地ですが、何と雲南省麗江は南米に次ぐマカの生産地なのです。
はちみつは美容と健康にいいということで好きな方も多いと思います。
でもとろりとしたのだけがはちみつと思っていませんか?
ハチははちみつの貯蔵庫に蜜を貯めます。それを巣みつ(コムハニー)と言うそうです。
そのコムハニーがプロポリスを豊富に含みます。
八角形をした巣蜜(コムハニー)3個入りの巣みつは、日本で購入すればそこそこのお値段がするようですが、白沙古鎮ではおじいさんが手ごろな価格で売ってくれました。
とても優しいおじいちゃんでしたよ。
釈迦頭、順調生育中(2019/7/5)
カズんちのバンレイシは窮地を脱出し、成長軌道に乗りました。
今までよりも一段と大きく、葉の色もやや薄い緑色で成長の早さを示しています。
これから深い緑色に変わるころには次の葉が成長しているという好循環になりそうです。
秋の気配が!(2019/9/17)
朝夕、めっきり涼しくなってきました。
今日は天気がいいので日光浴です。(^^;
普段は温室の中でぬくぬくと育っています。外だと害虫が多いので……(^^;
こんなにやられたりします。
ちょっとかじっただけのようですので、美味しくないのかな?
これは水不足が原因です。
あまり水やりすると良くないかな?ということで控えめにしていたところ温室の暑さに耐えれませんでした。
これはやぶ蚊なのか?いくつかの葉が被害に遇いました。
それでも、最近根元が太くなったように思います。釈迦頭の木というか、立派な苗木ですね。3年物っていう感じです。それそろ、寒さ対策を考えなければいけませんね。
釈迦頭の植え替え
釈迦頭が大きくなったので来年に備えて大きめの鉢に植え替えることにしました。
1号が約3センチということですので、直径30cmの10号鉢を購入です。
そして、春先では「なかなか成長しないなぁ~?」と思ったら根腐れを起こしていた反省から今年はハイテク武装?することにしました。
そして、そろそろ3年目で、釈迦頭を種から育てる記録も長くなったので新しくページを作成しました。
「釈迦頭の育て方~鉢植えで花が咲くまで」はこちらです。
タイトルの通り、鉢植えで釈迦頭の花が咲くまでを記録してみようと思います。
最もこの冬(2019~2020年)を乗り切ってのハナシですけどね。(^^;
【2019/12/23 追記】
今年は釈迦頭の木は元気に育っていますよぉ~! (^^;