【張家界・天門山】ガラスの桟橋とロープウエイと階段に大歓声!
張家界観光3日目は天門山です。
天門山へはロープウエイで行くのですが、率直、見事に期待外れの大感動!
天門山は大自然の環境を巧みに利用したテーマパークでスケールの違いに驚きました。
張家界を訪れるなら天門山は外せません。
天門山への行き方
張家界駅から10分程歩いたところに天門山索道駅(ロープウエイ)があります。
張家界火車(鉄道)駅です。
張家界索道(ロープウエイ)駅です。
ホテルのオーナーが言うには朝8時も過ぎると天門山ツアーの客で大混雑するとのこと。
窓口に10人の天門山ツアーのガイドがいれば1000人ぐらいに相当するそうです。
ですから8時以降は天門山観光は相当難しいようです。
ということで、カズは7時にロープウェイ駅に着くようホテルを出発しました。
天門山頂へ移動するには?
天門山へ移動するには2つの方法があります。
ロープウェイで山頂に行く
エスカレーターで天門洞まで降り、階段を降りる
バスでロープウェイ駅に戻る
バスで天門洞まで行く
階段を上りエスカレーターで天門山頂まで行く
ロープウェイで駅に戻る
他にバスで行ってバスで戻るC線もありますが、やっぱり世界最長のロープウェイに乗りたいですよね。
(ロープウェイで往復という選択は出来ません)
天門山 入場料は?
天門山入場券(門票)は258元でした。(高齢者割引制度があり、外国人にも適用されます)
この中には世界最長のロープウェイ 料金,ガラスの橋,天門洞エレベーター,シャトルバス及び旅行総合傷害保険料が含まれます。
武陵源ではエレベーターやロープウェイは別料金ですので天門山観光の料金設定は好感が持てますね。
索道(ロープウェイ)入り口
カズは行きをバスと告げたのですが、係が間違って発券してしまいました。申し訳なさそうな表情でしたので「いいよ、いいよ」ということで、行きはロープウェイです。
チケットを購入したら一旦外に出て検票口に向かいます。ロープウエイ乗り場は2階です。
早朝7時ですが、既に並んでいますね。
割り込みできない様ステンレス製のガードが設置されています。
2階は左程広くなく、ステンレスのガードがあるのでツアー客が数百人もいれば2階さえ行けないぐらいの広さです。
ようやくロープウェイ乗り場が見えてきました。
ロープウェイに乗って天門山頂へ移動
ロープウェイはフランス製で全長7400M余,高低差1200M余,8名乗りで所要時間約30分です。
乗り込んですぐに張家界駅を見下ろすことが出来ます。
音もなく静かな時が流れます。
運航速度は6M/秒ということですので1時間に1200名運べる計算になりますが近年の旅行ブームで能力の限界のようです。
張家界の奇岩が良く見えます。
山頂付近は雲で覆われていますね。この時は何も思わなかったのですが……山頂が見えないということは、下界も…….
圧巻は索道中駅(降りることは出来ません)を過ぎてからで奇岩が眼前に迫って来ます。
(画像はあるのですが残念ながら雲の中で綺麗に写せませんでした。)
垂直の岩がかなり迫り、ちょっと構えたところで一気にぐいぐい上昇するというのも計算されている?
急に視界が開けたところで静かに天門山 山頂駅に着きました。
ガラスの橋でスカイウオーク
ロープウェイ天門山頂駅に着くとやや肌寒く感じます。
張家界市内より3~4度低いようです。
また、当日は雲の中ということでヤッケを着用しました。
山頂は東回り(東線)と西回り(西線)がありますが左程広くはありませんのでどちらを回ってもいいし、一周しても大した時間でもないようです。
右も左も判らない状態で歩くとガラスの橋がありました。
ここではガラスを保護するために靴カバー代として5元徴収します。
早速ガラスの桟橋を歩いてみることにします。
赤い色の靴カバーを着用しています。
雲か霧かという感じで何も見えません。残念ですが天気が良ければ足元の真下は…想像するだけでちょっと怖いですよね。
天気が良かったらこのような景色が見えたのにね。
ガラスの橋を渡り終えたら靴カバーを返却します。
そのまま歩くと天門洞エスカレーター入り口がありました。
どうも天門山山頂駅から西回りを歩いて来たようです。
降りるにはちょっと早いかなということで東線のガラスの橋(东线玻璃桥)から天門山寺に向かいます。
やはり何も見えません。
残念です。
天門山寺
仏舎利が収められているという仏教寺院の天門山寺です。
中に入ってみます。
力強い仁王像のお出迎えです。
天門洞エスカレーター
天気が良くなく霧雨というところです。
やや肌寒いので天門洞に向かうことにしました。
エスカレーターの入り口です。
ここではチケットの確認があります。確認が済んだらエスカレーターに乗ります。
とても長いエスカレーターです。
デパートのエスカレーターに乗っている時間と感覚からすれば10階分に相当するような感じですが、もっとあるかも?
ようやくエスカレーターを降りたと思ったらすぐ、次のエスカレーターです。
これを何度も何度も繰り返します………。
エスカレーターの総数は16もあるんですね。
1基のエスカレーターで30mの高低差を移動するそうです。30mといえばマンションの10階に相当する高さです。
それぞれのエスカレーターには係員を配置し万が一のトラブルに備えています。
そして、ようやく外の明かりが見えてきました。
天門山の岩をくり抜いたトンネルに設置したエスカレーターの終着です。
でも、バスを選択した方にとっては始点ですね。
張家界 天門洞が凄い!
エスカレーターを降りて天門洞に向かいます。ちょっと肌寒さを感じます。
景色は何も見えず、雲の中の遊歩道です。
天門洞です。足元は岩がゴロゴロしています。
雲の中ですので案内表示板が白っぽいです。天井もよく見えず、左右も雲の中ですので何も見えません。
天門山の階段の数は?
長い長い階段を下ります。
階段の総数は999段あります。上りの人はつらそうです。何度も何度も休息していました。
かなり降りたあたりからようやく駐車場が見えてきました。
これが-天門吐霧だ!
天門山を振り向けば ………
おぉぉぉ~~!
天門洞です。感激!
階段を降りる途中、何度も振り向いたのですが霧でよく見えませんでした。
そして、これが噂の”天門吐霧”だ!
天気が良くないのが幸いしたのか、天門洞から勢いよく吐き出される霧は刻一刻変化し、無情にも天門洞をも隠してしまいます。
そして天の気まぐれか、偶然にも天門洞がほほ笑んでくれました。
大自然が織りなす綾とも言える光景を目の当たりで見ることが出来ました。
小型バスはジェットコースター
天門洞からの長い階段を降りるのも大変でした。
湿っているので滑ったら大変ですね。手すりにつかまり、注意して降りました。
階段を降りた先には小型のバスが待機しています。
ここから曲がりくねった道をバスで降りていきます。
カーブは99もあり、まるでジェットコースターに乗ってるようでしたよ。
天門洞アドベンチャーワールド スカイライナーとは、カズの勝手な命名です。(^^;
張家界国家森林公園
曲がりくねった道を30分ぐらい走り、バスは張家界国家森林公園に到着しました。
ここで一休みです。
1999年、ロシア、米国、ハンガリー、カザフスタン、チェコ共和国、リトアニアの6カ国からのパイロットが天門山 洞窟を飛んでギネス世界記録を作ったそうですがよくもこのような狭い洞穴を飛んだものですね。
洞穴の高さは131M.幅57M,奥行60Mだそうです。
画像中央が天門洞です。小さく見えますね。ジェット戦闘機であればこの距離は何秒で移動するのでしょうか?
ここからは大型のバスに乗り換え張家界のロープウェイ駅(索道站)に向かいます。
張家界 天門山観光のまとめ
いい天気ではありませんでしたが、何とか雨も酷くならずに持ちこたえてくれました。
天門山は標高1300Mですので晴れの日でも山頂が雲に隠れることもあるようです。
コース的には半日で回れますが、ガラスの橋や天門洞は気流で表情が刻々変化しますので出来れば1日取りたいところです。また、靴カバー代5元でガラスの桟橋を歩けますので何度も挑戦出来ますね。ただ、エスカレーターは一度だけの利用になっています。
天門山観光地図はロープウェイ駅で入手出来ます。
カズは宿の勧めで早朝、天文山に行きましたが、天門山 山頂は天門山ツアー客が食事出来るような大きな施設はありませんでした。
せいぜい、数十人程度の収容人数の食堂が一つだけですので、お昼時を狙って天門山に行くのもいいのでは?と思いました。
天門山はガイドが必要な難しいコースではなく、道が判らなくなることはありませんのでハイキング気分で訪れることができますよ。(^^♪