ワット チェディ ルアンを歩く|歴史・見どころ・女性参拝の注意点をレビュー
ワット チェディ ルアンは、巨大な仏塔(チェディ)で知られる、チェンマイ旧市街の中心に建つ街を代表する寺院のひとつです
歴史ある遺跡のような外観だから、「どんな場所なの?」「観光で行く価値はある?」と気になって調べる人も多いと思うし、kazuもその一人でした
検索してみると、レビューや歴史に加えて、「女性は参拝できる?」という疑問もよく見かけます
タイの寺院には独自のルールがあるため、事前に知っておきたいですよね
この記事では、ワット チェディ ルアンの歴史や女性が参拝する際のルールなど、実際に訪れた視点でレビューします
ワット チェディ ルアンとは?
ワット チェディ ルアンは、チェンマイ旧市街のほぼ中心に位置する、ランナー王朝時代に建立された歴史ある仏教寺院です
巨大な仏塔(チェディ)が境内中央にそびえ立ち、遺跡のような姿はチェンマイの象徴的な風景として知られています
現在は一部が崩壊した状態のまま保存されていますが、むしろその姿こそが長い歴史を物語っており、観光寺院でありながら厳かな雰囲気を感じられる場所です

ワット チェディ ルアンの基本情報
ワット チェディ ルアンは、観光地として整備されている一方で、現在も僧侶が修行や儀式を行う現役の寺院だそうです
そのため、参拝マナーとして一部制限が設けられていますが旧市街を散策しながら気軽に立ち寄れるのが魅力です

入場料について
ワット チェディ ルアンの拝観・入場料については、少し分かりにくい点がありました
現地にはチケット売り場があり、kazuが訪れた際は 100バーツ / 2人 を支払いました

ただし、チケット売り場の営業時間表示は消されており、売り場のすぐ横からは 入ろうと思えばそのまま境内に入れるようにもなっています
ですから境内の一部エリアは自由に見学できる一方、仕切りが設けられたエリアがあり、そのエリアを拝観するために料金を支払う仕組みのようにも感じます

実際のエリア内は女性立入禁止の寺院だけでしたので多くの旅行者が困惑していました

女性立入禁止エリアとの関係
境内には 女性が立ち入れないエリアがあり、kazuはチケットを購入しているのでその内部を拝観しました
ただ、この料金(入場料)が「女性立入禁止エリアの拝観料」なのか、「ワット チェディ ルアンの拝観料」なのかは、現地表示では判断できませんでしたし、今も謎のままです
女性立入禁止エリアの内部について(写真あり)
女性が立ち入れないエリアにはいったい何があるのでしょうか ?

実際に中へ入ってみると、そこには壁面全体に精緻な装飾が施された、非常に豪華な寺院内部が広がっていました

金色を基調とした装飾や細かな意匠が印象的で、この場所が現在も特別な意味を持つ空間として大切にされていることが伝わってくるようです

境内に残る遺跡的な雰囲気とは大きく異なり、限られた人だけが立ち入れる理由を感じさせる内部でした

ワット チェディ ルアンの歴史
ワット チェディ ルアンは、14世紀後半に建てられたチェンマイを代表する歴史ある寺院です。もともとはランナー王朝の王によって建立され、巨大な仏塔(チェディ)は当時、チェンマイで最も高い建造物だったといわれています
しかし、現在目にするワット チェディ ルアンは建設当時の姿ではなく、16世紀ごろの大地震によって上部が崩壊し今のような途中までの姿になったと伝えられているそうです
その後も長い間、修復されることはなく、崩壊したままの姿が歴史の証として残されてきたため、ワット チェディ ルアンは「遺跡のような雰囲気を持つ寺院」として語られることになったようです
遺跡としての側面と、今も信仰が続く現役の寺院という二つの顔を併せ持っているのがワット チェディ ルアンの大きな特徴ですね

人々の祈りが集まる祈願所と金箔貼り
ワット チェディ ルアンの境内には、仏像に金箔を貼ったり、願い事を書いた札を奉納できる祈願所があります
部屋の中には、短冊のような祈願札が所狭しと飾られており、光の当たり方によってきらきらと輝く様子がとても印象的でした

多くの地元の方が祈願しているのを見て、この寺院が遺跡のような存在でありながら、今も信仰の場であることを実感します

功徳を積むタンブン
仏像に金箔を貼ることをタイ語ではタンブン(ทำบุญ)と言うそうで、功徳を積むことが出来るそうです
金箔はその場で購入することが出来て2センチ四方ぐらいの金箔が10バーツと表示されていたので、kazuも功徳を積もうと思ったのですが、QRコード決済でしたので出来ませんでした

多くの地元の方が功徳を積んでいます


ワット チェディ ルアンの見どころ
ワット チェディ ルアンというと、まず思い浮かぶのは、境内中央にそびえる巨大な仏塔(チェディ)ですね

不思議な樹木 キャノンボールツリー
綺麗な花からは想像もつかない大きな木といくつも連なる丸い実

この木は「キャノンボールツリー」と呼ばれ、実の形が大砲の弾(キャノンボール)に似ていることが名前の由来だそうです
この丸い実を実際触ってみるととても硬くてそれなりの重さを感じます
名前から実際の戦争を連想してしまいますが
武器として使われたわけではなく、
東南アジアでは寺院の境内によく見られる樹木のひとつらしいです

寺院の空気を伝える大きな銅鑼(どうら)
ワット チェディ ルアンには大きな「銅鑼(どうら)」も置いてありました
平たい円盤状の金属製打楽器で、縁や中央を叩いて音を鳴らすそうです

仏教寺院では、儀式の合図・時を知らせる・場を清めるといった意味合いで使われたそうで実際に思いっきり叩いてみました

低く響く音と余韻は遺跡 の景観も相まって空間が切り替わって時空の旅をしている気分にもさせてくれました
十二支像とコブラ(ナーガ)の存在
ワット チェディ ルアンには十二支をモチーフにした像も並んでいます。日本の干支と共通する動物も多く、見比べてしまいました

中でも印象的だったのが、ヘビはコブラの姿で表現されるのですね

タイやラオスでは、ヘビは単なる動物ではなく、「ナーガ」と呼ばれる聖なる存在。守護として扱われるらしいのです
そういえばラオスのブッダパークでも聖なる「ナーガ」で仏像が守られていましたし、寺院や仏塔の装飾にも頻繁に登場するらしいので納得です
ワット チェディ ルアン Q & A
Q1. ワット チェディ ルアンは入場料が必要ですか?
一部の女性のみ立ち入りが禁止されている建物内部の拝観は有料です。遺跡のように見える巨大チェディを含む境内全体は、基本的に入場無料と考えてよさそうですが今後変わる可能性もあります
Q2. 女性は拝観できますか?
境内全体は男女ともに拝観可能ですが、女性が立ち入れない建物が一部あります。これは寺院の宗教的な慣習によるものです
Q3. 観光で行く価値はありますか?
はい、巨大なチェディの迫力はもちろん遺跡のような雰囲気と現役の寺院としての空気が共存してチェンマイらしさを感じられる寺院です
Q4, ワット チェディ ルアンはどこにありますか?
ワット チェディ ルアンはターペー門から旧市街に入り、城壁のほぼ中央に位置しています。旧市街観光の途中で立ち寄りやすい立地です。
ワット チェディ ルアン
まとめ|ワット チェディ ルアンは「歩いて分かる寺院」
ワット チェディ ルアンは、写真で見る巨大なチェディだけでなく、実際に歩いてこそ魅力が伝わる寺院だなと思えます
崩壊した仏塔が残る遺跡のような景観があり、女性禁止の豪華絢爛の寺院や干支、キャノンボールに寝仏など、歩いて見ないと分かりませんね

入場料や立入制限など、少し分かりにくいところはありましたが、それも含めて「現役の寺院を訪れる体験」は貴重な思い出になりました
チェンマイを訪れたら時間を取ってぜひ立ち寄ってください