おすすめの人感センサー (赤外線)後付けdiyは?
人感センサーの防水対策は?
製品の特性上、人感センサーは屋外に設置すると思いますが防水対策はされているのでしょうか?
裏蓋を開けて各部位を調べてみましょう。
ツマミ調整部分
ツマミと裏蓋を分離することは出来ませんでしたが可変抵抗を回す部分には感触として何かしらパッキンのようなものが使われているようです。
実際の取り付けではツマミを下側に向けて取り付けますので実用上問題なさそうです。
裏蓋周囲は凹型の溝がありここに本体の凸型部分が入り込むようになっています。
かなりきっちりと密着しますので横殴りの雨でも大丈夫のようです。
本体部分
本体部分で防水上気になるところは白色のレンズですがこれは本体と接着されています。
経年劣化でレンズにヒビなど入らない限り防水は完璧と言えそうです。
また、本体とツマミがある蓋は本体の一部が蓋に入り込む構造になっているのでこれだけで密着します。
またレンズ上部に少量の接着剤が使われているようで密着と相まって水滴が内部に入り込む余地は無さそうです。
取り付け可動部分
取り付け部品はネジとゴムリングで構成されています。
取り付け部分のネジにはネジ本体には一部樹脂がコーティングされてあり、白色シリコンが取り付けられています。
ですからネジを締め付けることでシリコンパッキンが密着する構造になっていました。
また可動部分にはゴムのパッキンが装着されているので、ネジを締め付けることで可動部分も密着します。
ですから上下角度を調整する場合にはネジを緩めた状態で動かす必要がありそうです。
キツイ状態で動かすとゴムパッキンを傷める可能性がありますね。
センサーと壁面左右を調整する可動部分にもゴムリングが使われています。
この部分は180度回転させることが出来ますが取り外しは出来ません。(パイプカッターで切断)
リード線はこのように通っています。
人感センサーの消費電力は?
さて、気になる人感センサーの消費電力ですが人感センサー本体を負荷として計測してみました。
人感センサー消費電流
センサー感知(リレー反応) 時 ; 60 ~ 61 mA
ということで待機時の消費電力(W) は 0.1 W,センサー反応時の本体消費電力は0.72 W程となりました。
消費電力量では1日24時間待機したとして2.4 Whとなり殆ど問題となる消費電力量ではありませんね。
またセンサーの感知時間の最短は6秒程でした。
人感センサーとesp32で警報システムを作成する
人感センサーの出力(赤色)を12V LEDのプラスに接続し一方をマイナスに接続することでLEDのON OFFが出来ます。
また日中、夜間の調整やセンサー感度調整が可能です。
これだけで十分実用的なのですが人感センサーとesp32とgooglesheetを組み合わせることで点灯・消灯の時間設定や複数の照明の点灯時間設定やメール通知などを行う事ができます。
また反応時間記録や反応したセンサーの記録を行うことが出来ます。
これがesp32専用に作成したgooglesheetです。
esp32からgooglesheetに書き込む記事はちらほら見受けられますがgooglesheetからesp32に指示を出す記事はありませんね。
それはgoogleがセキュリティ対策としてコールバックのURL をその都度変更しているので変更されたURLを毎回特定する必要があるからですが、順次書いていこうと思います。