【武陵源】百龍エレベーターが凄すぎて絶句!入場料と行き方
武陵源では百龍天梯 (エレベーター)に乗ってみました。
世界遺産登録の武陵源は映画「アバター」や中国の人気番組「孫悟空」のロケ地として有名ですね。
張家界から武陵源行きのバスが出ていますのでツアーでなくても自分で回ることが出来ます。
張家界バスセンター
朝は早めに出発しましたが、既に道路脇にはツアーのバスが待機しています。またグループで観光に来ている方も既に出発しています。
張家界火车站の隣にバスセンター(張家界中心汽車站)があります。森林公園や武稜源へはここからバスに乗って行きます。
乗車券はバスの中で購入しますので、案内板を見ながら歩きます。
張家界観光初日は森林公園から攻めてみます。
張家界市内は道幅も広く快適なバスの旅ですが、森林公園麓は道路の新設工事のさなかでした。
上下6車線はとれるか?というぐらいの広い道路ですが、まだ舗装されてなくそりゃ、すごい状態!
でも、中国はやることがスピーディーですので、これから張家界観光に行く方は快適なバスの旅になると思います。
森林公園には50分程で到着しました。
世界遺産 自然森林公園
いきなり張家界,武陵源観光パンフレットで見かける景色が目の前に広がります。
思わず『うぉ~‼』という驚きの声が……
カズもちょっと感激!
ハンカチの木がお出迎え
森林公園ゲート前では『ハンカチの木』がお出迎えです。
花についた白い大きな2枚の苞葉が純白で目立ちますね。
『ハンカチの木』の先に森林公園チケット売り場があります。
入場券(門票)は245元、指紋認証採用,4日間有効のカードで張家界、武陵源などのゲートで使用出来ます。
ゲートの先には大きなモニュメントがあります。良く出来ていますね。
遊歩道はよく整備されていてゴミひとつありません。
あれ?籠ですね?
これなら楽ちんですが、少々お値段も張るようです。
孫悟空の世界
遊歩道を歩いているとこのような立て札が!
えっ?お猿さんが出没ですかぁ~?
ここは西遊記のロケ地だそうです。
中国ではお馴染みの人気スターです。(画像は九寨溝旅行時撮影)
でも張家界の猿はちょっと違ってスタイリストです。
この付近は観光客がとても多くお猿さんもどうしたら人気者になれるか考えているようです。
人気者はご褒美を沢山もらえますからね。
『百龙天梯』はここからすぐです。
百龍エレベーター(百龙天梯)
武陵源の超人気スポットの一つ 百龍観光エレベーター(百龙天梯)です。
長打の列ですが、乗ってみることにします。百龍エレベーターの料金は72元でした。
百龍エレベーターの主要設備はドイツのRangger(朗格尔)国际电梯会社の製品を採用しています。2003年の供用開始以来3500万人以上が利用しています。
ここから長いトンネルを歩きます。
一時ストップです。
エレベータに乗る順番待ちです。
定員になったら係の人が制止します。
ちょうどカズの前で定員ということで、次のエレベーターに乗ります。
ラッキーです。
最前列で張家界の景色を堪能出来ますからね。
しかし……..
エレベーターに乗って上昇を始めましたが…..
見えるものは….
何にも見えません…….
エレベーター内でざわめきが起きます。
『うそぉ~!』
とその時
『うおぉおお~!』
あっというまに眺めが変わり武陵源の雄大な景色が眼前に広がりました。感激!(^^♪
百龍エレベーターは2015年に大改造し、従来より1分58秒短縮の335Mを66秒で移動します。ちょっと速すぎですね。
天下第一橋
地上350Mの天空に架かる自然の奇跡『天下第一橋』に向かいます。
長さ20M幅3M程の橋は何億年前に形成されたのか定かではありませんが『世界最初の橋』ということで『天下第一橋』と命名されています。
天下第一橋は袁家界(yuan jia jie)というところにあります。
柵はあるのですが身もすくむような断崖絶壁に沿って歩いていきます。
しかし,『奥の細道』を大名行列っていう感じで、ツアー客でごった返し、一方景観をバックに記念撮影などしていてなかなか先に進めません。
午後4時も回り天下第一橋往復と帰路と園内の閉鎖時間,午後6時を考慮しこれから先を断念しました。
杨家界(yang jia jie)
ツアーの団体客が引きも切らず道を引き返すのも一苦労でした。
帰りは杨家界からロープウエーで戻ることにします。
天下第一橋から杨家界迄は園内のバスで30分程かかりました。
観光客は少なめです。
圧倒的に多いツアーの団体は武陵源に向かうロープウエーを利用しているようです。
おかげで?ロープウエーの待ち時間はありませんでした。
ということで張家界観光初日は無事に下山です。
ロープウエーを降りてからバス乗り場迄は一部区間が遊歩道になっています。
画像で目立つ白いものはゴミではなく『ハンカチの木の花』です。
子ザルクンも待ち受けています。
親猿がじっと子ザルを見守っていますが、判りますでしょうか?
画像の右上です。
可愛い子ザルですので人気者です。
そこで女子グループの一人が食べ物の袋を取り出したら……….
親猿が急に出てきてビックリ!
慌てて袋ごと投げ捨てました。
子ザルを使った知能犯ですね。
ということで、森林公園を出たのは6時前でした。
次では2日目 武陵源から天子山を目指します。