湖南省-鳳凰古城を地図を片手に観光する
中国一美しいと言われる鳳凰古城へ行ってきました。
鳳凰古城への行き方はいくつかありますが吉首駅からバスで鳳凰古城に向かう行き方を選択しました。吉首までは深センから鉄道の旅です。
のんびり『世界の車窓から』の中国版です。考えてみれば贅沢な旅ですよね。
予約はtorp.comでしました。中国の高速鉄道(新幹線)や在来線など鉄道の予約は今のところここだけです。
中国の湖南省にある「鳳凰古城」は少数民族の土家族(トゥチャ族)と苗族(ミャオ族)が暮らしている地域で中国一美しいといわれている街並みですが、ノスタルチックな雰囲気は他では味わえない独特のものがありました。
張家界から鳳凰古城への行き方
当初は張家界から鳳凰古城に行くことも考えていました。張家界から鳳凰古城へ行くには张家界中心汽车站から鳳凰古城行きのバスに乗ります。
ここが張家界駅前広場です。
この張家界広場の左側には『游客中心』の文字が見えます。そこが張家界中心汽车站:張家界バスターミナルです。鳳凰古城からのバスは張家界バスターミナル裏のバス駐車場に着きます。
鉄道の張家界駅とバスの張家界ターミナルはほぼ一体になっています。
張家界 ⇒ 鳳凰古城 バス時刻表
張家界から鳳凰古城に行くには張家界バスセンター(张家界中心汽车站)から鳳凰古城行きのバスに乗ります。
張家界 ⇒ 鳳凰古城 バス時刻表
始発 | 行先 | 時刻 | 距離 | 種類 | 料金 |
---|---|---|---|---|---|
张家界汽车站 | 鳳凰 | 8:30 | 208Km | 中型 | 42元 |
张家界汽车站 | 鳳凰古城 | 8:30 | – | – | 45元 |
张家界汽车站 | 鳳凰 | 14:00 | 208Km | 中型 | 42元 |
张家界汽车站 | 鳳凰古城 | 14:30 | – | – | 45元 |
又は、張家界駅から鉄道で吉首まで行き、吉首から鳳凰古城行きのバスに乗るのもいいですね。
吉首から鳳凰古城にバスで向かう
カズは深圳から夜行寝台列車で吉首まで行きました。寝台は各列車毎に乗務員が付いているので安心です。列車は定刻に吉首駅に着きました。
吉首駅の出口には客引きが多く見受けられました。殆どは『部屋はあるかい?安くて綺麗だ』という旅館の案内人です。中国は部屋を見てから決めることが出来ますので、いい部屋が見つかるかもしれませんね。
吉首駅から吉首バスセンターへは客引きの列を通過して真直ぐ道路に向かい歩きます。
道路に出たら左に曲がり100M程歩けば左手に吉首バスセンターがあります。
鳳凰古城までの切符を買ってバスに乗り込みます。
吉首から鳳凰古城迄の運賃は25元でした。
車内で鳳凰古城の地図を売っていますが5元ですので記念としても買っていいかな?と思います。古風な感じの地図ですよ。
特に鳳凰古城観光ツアーを利用しないで鳳凰古城を目指す方は殆どの宿(客栈 )やホテルが地図に記載されていますので発音が難しくても〈カズです)指差しでたずね易いと思います。
超特大の鳳凰古城の地図は今では懐かしい記念品の一つです。
吉首-鳳凰古城高速
吉首バスセンターを出ると高速道路に向かいます。
高速道路に向かう途中、このような車に出会いました。
以前の中国では良く見かけましたが今では少なくなりました。それでも特別自治県ですので政府上層部と繋がりがあるのでしょう。ここでいう『政府』とは地方政府、日本で言えば都道府県にあたります。中国は日本のような中央集権国家ではなく、意外に思えるかも知れませんが地方分権先進国です。
鳳凰古城への行き方を教わる
吉首バスセンターから約1時間程で鳳凰古城のバスターミナルに到着しました。(現在のバスターミナルは位置が異なります)
バスから降りると、客引きが声をかけてきます。今度は旅館というより、観光案内ですが、結構高めですし、鳳凰古城の街は車では不便というより通れません。
鳳凰古城行きの車内でも利用しないよう案内していましたが公共バスの1路を利用するのが賢明です。
カズは1路バスに乗り込むと運転手さんにホテル名が書かれた地図を見せてどこで降りたらいいか訪ね、着いたら教えてくれるよう頼んでおきました。
すると、鳳凰古城の街に入ってすぐ、『お客さん、着いたよ』と教えてくれ、親切にもホテルへの行き方まで大声で教えてくれました。
『後ろを真直ぐ行って、橋を渡って左だ』
2018/12追記:
1路バスから降りた処は『南华门;南華門』というバス停でした。多くの観光客がここで降ります。殆どのホテルや宿は沱江に沿って建っています。
鳳凰古城でホテルを探す
路線バスの運転手から教わった通りに歩いていくと橋–鳳凰大橋–がありました。
鳳凰大橋からの眺めは、今まで歩いてきた街並みとは全く異なった、郷愁を感じる鳳凰古城の景観でした。
鳳凰大橋を左に曲がって、道沿いの果物屋さんで尋ねて予約していたホテル、『街角時光客桟』に着きました。
次では早速、鳳凰古城を散策してみます。