ベトナム鉄道で海側の座席を予約したい方必見です
ベトナム鉄道の海側の座席を予約したいけど進行方向がいまいち判りませんね。そこであれこれ調べて実際に乗車して検証してみることにします。
ベトナムのテト
日本でお正月と言えば1月1日ですがベトナムでは中国の春節と同じですので毎年替わります。
2024年の春節(テト)は2月10日になり1週間程は故郷で過ごすそうです。
えっ? テトと海側の席の予約とどのように関係あるの?と思いますよね。
そうなんですよね…
直接は関係ないかも知れません。
でも、日本と同じ民族の大移動には違いありませんのでベトナム鉄道公社もそこは突っ込まれないよう規約に沿って対応するのではないかな?と思う訳です。
ベトナム鉄道の予約はいつから出来る?
海側の席であれ山側の席であれ予約するのですからいつから予約出来るのかということが大事になります。
一般的には
ベトナム鉄道のほとんどの路線は、出発の60日から30日前に予約が開始されます。長い路線は60日前に近い時期に、短い路線は30日前に近い時期に予約が開始されます。高速鉄道や夜行列車の多くは3ヵ月前から予約が可能です
と、このようになっているようですので記事を書いている今日は2024/2/5ですから2ヶ月前の2024/4/5日を見てみましょう。
あれ?予約そのものをまだ受け付けていないようですね。
2024/4/1日に日時を変更しても同じでしたが2024/3/31では予約出来るようになっていました。
ですから何日前というより月単位で予約受付を始めるようです。
2024/2/5日の時点では4月のベトナム鉄道 予約受け付けは始めていませんでした。
ベトナム鉄道 途中区間の予約
ベトナム鉄道でフエ〜ダナンなど短い途中区間の予約はいつから始めるのでしょうか?
結論を先に言えば
①重要でない時期は制限をかけていない車両がある
②寝台車ではハノイ〜サイゴンの予約のみ可能な席が多い
③繁忙期にはかなり細かく規制している
およそこのようなことが言えると思います。
そして繁忙期での目処は…
途中区間は15日前からやや規制がゆるくなる
フエ〜ダナンの短い区間の2024/2/20日、本日より16日前の予約状況です。
赤色は予約済みの席、青色はハノイ〜サイゴンの全区間予約のみ可能な席になります。
つまりフエ〜ダナンなど途中区間の予約は実質受け付けません。
これは2024/2/19日、本日より15日前の予約状況です。
2024/2/20日では青色の規制された席がありましたが撤廃されています。
列車はSE3で同じですが日時が異なるので単純比較は出来ませんが相当な部分が途中区間の予約と思われます。
白色が予約可能席ですのでSE3のソフトシートはほとんど残っていません。
ベトナムのテト(春節)は2024年は2月10日ですから2月19日や2月20日は
お正月を故郷で過ごした人々のU ターンラッシュの時期ということになります。
またこの時期には通常の2倍以上の列車を走らせ、しかもどの列車も数多く車両が連結されています。
【追記】
その数日後4月の予約受け付けが始まりましたが列車はハノイ発早朝と深夜の2本のみでした。
ですから月単位で予約開始という様子でもなく何か決まりがあるようでもなさそうです。
段階的制限解除を行うのかな?と思われます。
また乗車区間で予約可能となる日が異なり、ハノイ〜ホーチミンのみ予約可能という表示は必ずしもその区間を示していません。
ニンビン〜フエ区間はかなり前から予約が可能になりますが料金ではハノイ〜ホーチミン間の距離で考えれば相当割高になります。
ベトナム鉄道で海側の座席を予約するには?
ここまでの調べでいつ頃予約したらいいかおおよその見当が付きました。
さて、ここから本題のベトナム鉄道で海側の座席を予約するには?になります。
結論:SE1,SE3,SE5では
これはまだ実際にベトナム鉄道に乗車してないので確かなことではありません。
またこのような記述も見当たらないので推論になります。
でもベトナム鉄道 公社の途中区間の規制緩和状況をつぶさに調べてこのような結論となりました。
検証は実際にハノイ〜ニンビン区間、ニンビン〜フエ区間、フエ〜ダナン区間を4月に乗車しますので結果報告を致します。
ニンビン〜フエ区間は1等寝台を利用しますので「ベトナム鉄道寝台乗車ブログ」も期待しててください!
【2024/4/17日 乗車報告】
17日間のベトナム旅行が終わりベトナム鉄道乗車報告を致します。
ベトナム鉄道 海側の座席は…..
ワカラナイ…というのが結論となりました
これじゃ怒られそうですね…^^;
SE 7はハノイ〜ニンビン区間でしたが座席17番はそのまま乗っていれば海側となりました。
SE 5のニンビン〜フエ区間は寝台でしたので座席の様子が判りませんでした。
SE 1はフエ〜ダナン区間で座席25番でしたが山側の座席でした。
SE 1とSE 7では座席形状が異なりSE 7は足のレスト付でしたがむしろ邪魔でした。
改めてベトナム鉄道のサイトを見ると座席数56 と 64 の車両があり56の座席がレスト付のようです。
体験上言えるのはSE 7はダナンまで1,8,9,16,17,24,25,32が進行方向海側でダナンからホーチミンまでは36,37,44…が海側となるようです。
またSE 1では29,36,37…がダナンまでは進行方向海側でダナンからホーチミンでは1,8,9,…が海側になるようですね。
ダナン駅はスイッチバック方式の駅でホーチミン発、ハノイ発共にダナン駅から進行方向が逆になり、それまでの先頭は最後尾となります。
ベトナム統一鉄道 フエ ⇒ ダナンの予約
ベトナム統一鉄道のフエ〜ダナンの予約をしました。
予約はベトナム鉄道公式サイトで行いましたが見事に?失敗ということでbaolauのサイトで行いました。
公式サイトのサポートに問い合わせると「ベトナム国内の銀行のみ」という返信でした。
また仮に予約出来たとしてもチケットをダウンロードするにはSMSから「*****」に発信する必要があり日本国内から「*****」へのSMS発信は出来ません。
発信先や手順については上記の画像下部(カットしています)に英語で詳しく書かれています。
baolauでチケットを予約する
ベトナム統一鉄道の公式サイトでの予約が出来なかったのでアジアの交通機関 予約に強い「baolau.com」で予約しようと思います。
「baolau.com」はベトナム鉄道が公式に認めた正規代理店です。(英文自動翻訳)
ベトナム鉄道の予約は「12go」からも出来ますが、カズは「baolau」がおすすめです。^^;
baolauのサイトで利用する日時、区間、人数を入力して検索するとバスや鉄道、区間によっては飛行機や船の選択が出来るようになります。
ここでは「フエ」⇒「ダナン」の区間を入力して鉄道を選択しています。
ベトナム統一鉄道全区間の中で最も景色が美しいと言われるフエ ⇒ ダナンの区間ですね。
時間帯も一番美しく見えるかも?ということでSE1 の選択です。
必要項目を入力する
「予約」を選択し乗客の氏名・パスポート番号を入力したら座席を選択します。
ここではフエ⇒ダナンで進行方向左側になる(かも?)海側の座席を選択しました。
(注;予約の時点ではソフトシートは画像のように一、二号車で二号車は規制がかかっていましたがその後二号車は表示からなくなりました)
3/10日の段階ではこのSE1ではソフトシートは一号車のみとなり二号車の連結はなく三号車から五号車までは3段ベット、六号車以降は2段ベッドになっています。
クレジット決済
入力と座席選択をしたら次で最終確認をします。
入力内容を確認し、間違いがないことを確かめたらカード決済に移ります。
次では予めサンプルとして数字やカードの有効期限が見えているのでサンプルと同じようにカード情報を入力します。
決済が終わるとすぐに予約完了の表示に変わりました。
またメールで手続き中という案内があり、数時間後には添付ファイルでe-チケットが送られてきます。
これが送られてきたe-チケットになります。
あまり見かけないコードですね。
調べるとPDF417コードで政府部門や郵便切手、運転免許証、搭乗券などに使用されているそうです。
ベトナム鉄道 公式と予約サイト
ベトナム鉄道の予約はベトナム鉄道 公式サイトと12goやbaolauがありますがいったいどこで予約したらいいのか迷いますよね。
ということでbaolauで予約する前に12goやベトナム鉄道を調べてみました。
ベトナム鉄道 ダナン駅
ベトナム鉄道のダナン駅は独特の構造をしていて駅に入ってくる全ての列車はダナン駅から進入方向に進むことは出来ません。
ダナン駅に到着した全ての列車は先頭の機関車が切り離され、最後尾の車両に新たに機関車が連結されます。
ダナン駅からは新たに連結された機関車が列車を牽引し、ハノイ、又はホーチミンに向け出発します。
そのためダナン駅までは海側の座席であってもダナン駅からは山側の座席になりこれはホーチミン行やハノイ行に関わらず全ての列車に共通することです。
ベトナム鉄道ではダナン駅からそれまでの海側、山側が入れ替わります。
ですからハノイ ⇒ ダナンでは1,8,9,16,17,24,25が海側でもダナン ⇒ ハノイでは山側の座席になります。
ダナン駅はスイッチバック方式を採用しています
google翻訳アプリは使えるのでしょうか?
英語は話せてもベトナム語を話せる方って少ないのではないでしょうか?
kazuは英語もベトナム語も話せません ^^;
でも中国語は少し…ということでこれまでは中国をあちこち回りましたが未だビザなし渡航を解禁(日本だけ)してないのでベトナムの旅となりました。
そこで頼りとしたのがグーグル翻訳アプリですが実際のベトナム旅行で使えたのでしょうか?