噴霧式(エアロポニック)水耕栽培 装置を自作してみた

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噴霧(ハイドロポニック)テスト

PVCホースを繋ぎ、今まで使っているダイヤフラムポンプに繋ぎます。

『 噴霧式(エアロポニック)水耕栽培 装置を自作してみた 』 について詳しく記しています。**太郎よりずっと大きく相当リーズナブルです。..PVCホースを繋ぎ、今まで使っているダイヤフラムポンプに繋ぎます。..

これは1号機の噴霧テストです、かなり勢いよく出ています。

そしてこちらが2号機になります。1号機と同じように勢いよく噴霧されています。

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1号機の噴霧ノズルは合計20個、栽培ポット20個仕様でしたが2号機は噴霧ノズル24個栽培ポット16個仕様になります。

**太郎2個分を12V 36W ダイヤフラムポンプで養液を噴霧します。

ノズルの角度は45度でポットとポットの間に噴霧するようにしています。

根が成長しても全体に噴霧されるようにという考えです。

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側面の保護

日差しが強いと養液の温度上昇が気になってきます。

そこで天板にも使った車用太陽光線ガードを側面にも使うことにしました。

まず、百均で購入したPP版を5センチ*10センチのサイズにカットします。

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次に付属の吸盤のD型頭部分が入る程度の穴を開けます。

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容器の取っ手部分に両面テープで貼り付けます。

また、穴を開けた平版は太陽光ガードの内面に位置確認後、貼り付けます。

保護シートは部分的に両面テープで貼り合わせます。

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ワンタッチで着脱可能で半透明容器なら中の様子が確認出来て便利です。

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噴霧時間を設定する

噴霧式(ハイドロポニック)栽培装置が完成したので、arduinoで噴霧時間をスケッチすることにします。

先ずはsetup前に使用する文字を宣言しておきます。

int hitim =0;
int lotim =0;

ONの時間をhitim,OFFをlotimとしています。

次にsetupです。

pinMode(26,OUTPUT);

使用するピンと入力か出力かを設定します。ここでは指示を出す方ですので出力です。

loop()ではこのように記述しました。

hitim++;
lotim++;
if(hitim==1){
digitalWrite(26,LOW); //リレーによってはHIGH 
lotim=0;
}
if(lotim==120){             //噴霧時間設定(秒)
digitalWrite(26,HIGH); //リレーによってはLOW
}
if(hitim==240){          //噴霧間隔設定(秒)
hitim=1;
}

使っているリレーに合わせたスケッチです。リレーによってはLOWとHIGHが逆になるかも知れません。またピンはご自分の使用環境に合わせて設定してください。

このスケッチでは、2分間噴霧し、2分間停止を延々と繰り返します。

噴霧時間を120,噴霧間隔を180とすれば2分間噴霧し、1分間停止を繰り返します。

次のページではカズが実際に使っているスケッチです。

1日の消費電流は約21A、少量多頻度潅水プログラムです。

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水耕栽培(噴霧)タイマー

カズはソーラーパネルでディープサイクルバッテリーを充電して水耕栽培の噴霧や水やりに使っています。

ですから、出来るだけ省エネを心掛けました。

このスケッチでは12V36Wダイヤフラムポンプを1日動かして、消費電流は、約21Aで実働約7時間です。

プログラムはarduinoIDEでスケッチ、arduinoはmega2560を使っています。

まず、使用する文字を登録します。

int on_time =0;
int all_time =0;
int time_1;
int time_2;
int time_3;
int time_4;
int time_5;
int time_6;
int teishi=0;
int funmu=0;

次はsetupです。

 pinMode(26,OUTPUT); //リレー 水耕栽培養液噴霧

カズは26番ピンを使いましたが、それぞれの環境に合わせて設定すればOKです。

loop()ではこのように記述しました。

時間帯で細かく設定しています。

今後、成長状態や、晴天、雨の日、気温などを考慮しより完成度を高める予定です。

初期設定

まず、loop()の初期設定です。

on_time ++;
all_time ++;
time_1=0;
time_2=5;
time_3=7;
time_4=10;
time_5=15;
time_6=19;

噴霧開始

噴霧開始のスケッチです。

タイマーが1になったらスイッチが入ります。

if(on_time==1){     //噴霧開始
digitalWrite(26,LOW); 
all_time=0;
}

0時から5時まで

深夜の時間帯です。3分間で20秒の噴霧です。

if(hour>=time_1 && hour<time_2){
 if(on_time==20){          //噴霧時間
 digitalWrite(26,HIGH);
 }
if(all_time==180){         //噴霧間隔
 on_time=0;
}
}

5時から7時まで

やや、明るくなり始める時間帯です。2分間で21秒の噴霧としました。

if(hour>=time_2 && hour<time_3){
 if(on_time==20){          //噴霧時間
 digitalWrite(26,HIGH);
 }
if(all_time==120){         //噴霧間隔
 on_time=0;
}
 if(all_time>120){
 all_time=0;
}
}

7時から10時まで

朝の涼しい時間帯では2分間で30秒の噴霧としました。

if(hour>=time_3 && hour<time_4){
 if(on_time==30){          //噴霧時間
 digitalWrite(26,HIGH);
 }
if(all_time==120){         //噴霧間隔
 on_time=0;
}
}

10時から15時まで

日中の最も暑い時間帯です。1分間噴霧、1分間停止を3時まで継続します。

if(hour>=time_4 && hour<time_5){
 if(on_time==60){          //噴霧時間
 digitalWrite(26,HIGH);
 }
if(all_time==120){         //噴霧間隔
 on_time=0;
}
}

15時から19時まで

暑さのピークを過ぎても涼しくなるにはまだ早い時間帯です。

10秒間だけ噴霧時間を短くして2分間で50秒噴霧です。

if(hour>=time_5&& hour<time_6){
 if(on_time==50){          //噴霧時間
 digitalWrite(26,HIGH);
 }
if(all_time==120){         //噴霧間隔
 on_time=0;
}
}

19時から24時まで

日没後の時間帯です。

噴霧時間をピークの時間帯に比べて半分に落とし30秒にしています。

if(hour>=time_6 && hour<24){
 if(on_time==30){          //噴霧時間
 digitalWrite(26,HIGH);
 }
if(all_time==120){         //噴霧間隔
 on_time=0;
}
}

arduinoなら細かく時間指定が出来るのでいいですね。

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噴霧式水耕栽培 スケッチ

これまでのスケッチを少し手直ししたarduino IDEファイルをダウンロード出来るようにしました。。水耕栽培溶液の噴霧時間と噴霧間隔を時間帯毎に細かく設定出来ます。

DS3231 が必要です。また、ds3231ライブラリはこちらからダウンロードできます。

[wpdm_package id=’3306′]

#include <Wire.h>
#include <DS3231.h> 
DS3231 Clock;
bool Century=false;
bool h12;
bool PM;
byte ADay, AHour, AMinute, ASecond, ABits;
bool ADy, A12h, Apm;
byte year, month, date, DoW, hour, minute, second;
int on_time =0;
int all_time =0;
int time_1;
int time_2;
int time_3;
int time_4;
int time_5;
int time_6;
void setup() {
 
 pinMode(26,OUTPUT); //リレー3:水耕栽培溶液送出         
  //初期設定 時刻 ****************
   //   Clock.setSecond(45); 
   //   Clock.setMinute(34);
……….
……….
……….
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噴霧式(エアロポニック)水耕栽培 装置 まとめ

初めて水耕栽培の装置を自作してミニトマトを育ててみて判ったことは意外に根が成長するということでした。

容器が小さいのでトマトの水耕栽培に使うには苗を3~4位に抑えたほうがいいかもしれません。また、ダイヤフラムポンプの音が結構大きいので、マンションのベランダなどでは防音対策として発スチロールなどで覆うといいかもしれません。(新作で使用したポンプは少し音が静かです)

【2020/05追記】

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