【麗江】黒龍澤公園(玉泉公園)で太極拳をマネてみた(^^;
麗江古城に近い黒龍澤公園では市民が踊りや太極拳を楽しんでいました。
誰でもその場で参加出来、カズも踊りと太極拳の輪に加わりましたがなかなか楽しいものですね。がしかし、翌日…。
入場料が必要ですが一国二制度の中国ですから裏技も..
黒龍澤公園(玉泉公園)
黒龍澤公園(玉泉公園)は麗江古城のシンボル、玉河広場の北にあります。
麗江古城を流れる川は黒龍澤公園にある象山(玉泉公園)の麓、黒龍澤を源流とし麗江古城の玉河広場にある大水車を経て四方街へと流れて行きます。
黒龍澤公園は1737年に作られました。当時の名称は玉泉龍王寺でしたがその後黒龍澤と改められました。当時より「玉泉」の名称が付けられていたことから今も黒龍澤公園や玉泉公園と呼ばれるようです。
玉泉公園(黒龍澤公園)への行き方
玉泉公園(黒龍澤公園)は麗江古城の玉河広場から近く、歩いて行くことが出来ます。
また、4路、13路、20路などの公共バスで行くことが出来て、黒龍澤で降りれば正門前になり、象山路口で降りれば玉泉公園が近いようです。
玉泉公園と黒龍澤公園は自由に往来が出来ます。
黒龍澤公園 入園料
黒龍澤公園は、以前は無料でしたが古城維持費(80元)の廃止に伴い入園料を徴収するようになりました。
黒龍澤公園(玉泉公園)の入園料は50元です。でも麗江市民は無料ですので市民の憩いの場になっています。
黒龍澤公園に入るには3ヵ所あり、正門と博物館前の入り口では入園料を徴収されます。
もう一ヵ所は…こちらです。
地図ではここになります。近くには象山路口のバス停があるようです。(^^;
黒龍澤公園では正門と博物院(博物館)前で入場券を購入出来ます。
でも係のチエックはゆるゆるでしたよ。
遠くに玉龍雪山を見ることが出来ます。中々絵になりますね。
この撮影スポットを過ぎると東巴文化研究所に行くことが出来ます。でも、実際に行ってみたら本当の研究所でした。(^^;
中に入ると…
実に真面目な研究所でした。ゴメンナサイ…。ということで、引き返すと…
白の帽子に白の手袋、白のスーツに粋な靴。
音楽を鳴らして踊っています。
お歳は80代とお見受けしましたけど、なかなかお洒落です。一人で悠々のパフォーマンスは見事ですね。
その近くでは少人数のグループが演技しています。
こちらでは太極拳の講習です。
カズも中に入ってマネてみました。結構、楽しかったですけど、翌日太ももが… (^^;
ゆっくりの動作は意外にもカラダのあちこちの筋肉を使うようです。
中央の白い服を着た女性が先生っぽいです。
みんなへっぴり腰で下手だと思うのだけど実際にやってみると超スローでバランスを取るのが難しく相当筋肉を鍛えてないとうまく演技出来ません。
画像左下の先生のような姿勢は長年訓練してこそ出来るのでしょう。
これは別のグループです。健康体操っぽいです。
健康体操も体験しましたが、これは万人向きで「カラダを動かす」ことが目的のようでした。
麗江市博物院
麗江市博物館です。黒龍澤公園のちょうど中間あたりにあります。
入場料は無料です。入ることにします。
ナシ族の象形文字とトンバ文字の比較です。読めませんがデザイン的には面白いか….と。
これは地形図です。立体的で分かりやすいですね。言葉より、視覚、百聞は一見ですよね。
百聞は一見、言葉より視覚。博物館内のトイレです。
取り壊した跡があり、あえて昔の厠を再現したものと思われます。
一応、これは現役の女子トイレです。(^^;
いや、女子トイレの先に男子トイレがあり、いやでも目につきますので、あの,その、…だから…(^^;
民俗学的にも貴重な体験型厠ですぞ!
(中国のトイレは格段にきれいになりました。この東巴博物館近くには新しい男女別のトイレがあります)
祭祀の儀式
人々は自然災害が起きると自然の神に祈り災いを取り除いてもらおうとしました。
その時の儀式のようです。
何か悪い病が流行した時などに執り行う儀式のようです。
麗江のナシ族は封建的な婚姻制度には強く反抗し、殉死も少なからずあったようです。そのようなときの儀式のようです。
ということで博物館を出ます。案内のお姉さまはまだ何か作業をしていました。
聞けば「しおりを作っているのよ」とのこと。そんなに沢山作ってどうするのかな?
屋外に出ると玉龍雪山が輝いていました。黒龍澤公園のゆったりした空気と静かな時の流れ、美しい池と玉龍雪山。
麗江市民はこのような環境で暮らせて幸せですよね。
大理にも香格里拉にもない麗江古情が現代でも生き続けています。