麗江古城❘酒吧お立台と世界遺産に観光客殺到!アクセスするには?
昆明⇒麗江 高速鉄道開通と古城維持費の廃止で2019年2月8日に1日で過去最高の25.7万人が殺到した麗江古城は、かってはナシ族の王都として栄え、世界遺産に登録されています。
その麗江古城へのアクセス方法と魅力、マカの買い方とは?
昆明から高速鉄道を利用して麗江にアクセスするには昆明駅から乗車するのが便利です。
高速鉄道の駅は昆明南駅ですが、昆明南始発の大理と麗江行きの新幹線は在来線駅である昆明駅にすべての列車が停車します。
昆明 ⇒ 麗江 高速鉄道時刻表
列車コード | 始発 | 行先 | 発車時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | 運賃 |
---|---|---|---|---|---|---|
D8772/D8773 | 昆明南 | 麗江 | 7:53 | 11:13 | 3時間20分 | 二等¥230.5 一等¥367.5 |
D8772/D8773 | 昆明 | 麗江 | 8:15 | 11:13 | 3時間2分 | 二等¥216 一等¥345 |
D8776/D8777 | 昆明南 | 麗江 | 10:19 | 14:10 | 3時間51分 | 二等¥226.5 一等¥361.5 |
列車コード | 始発 | 行先 | 発車時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | 運賃 |
---|---|---|---|---|---|---|
D8776/D8777 | 昆明 | 麗江 | 10:41 | 14:10 | 3時間33分 | 二等¥216 一等¥345 |
D8780/D8781 | 昆明南 | 麗江 | 12:06 | 16:00 | 3時間54分 | 二等¥230.5 一等¥367.5 |
D8780/D8781 | 昆明 | 麗江 | 12:32 | 16:00 | 3時間36分 | 二等¥230.5 一等¥367.5 |
D8784/D8785 | 昆明南 | 麗江 | 13:48 | 17:26 | 3時間38分 | 二等¥230.5 一等¥367.5 |
D8784/D8785 | 昆明 | 麗江 | 14:10 | 17:26 | 3時間20分 | 二等¥208 一等¥332 |
D8788/D8789 | 昆明南 | 麗江 | 18:00 | 21:20 | 3時間20分 | 二等¥230.5 一等¥367.5 |
D8788/D8789 | 昆明 | 麗江 | 18:22 | 21:20 | 3時間2分 | 二等¥208 一等¥332 |
列車コード | 始発 | 行先 | 発車時刻 | 到着時刻 | 所要時間 | 運賃 |
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K9683/K9682 | 昆明 | 麗江 | 11:15 | 18:33 | 7時間18分 | B寝台中¥147 A寝台下¥226 |
K9602/K9603 | 昆明 | 麗江 | 20:25 | 5:50 | 9時間25分 | B寝台中¥147 A寝台下¥226 |
K9686/K9687 | 昆明 | 麗江 | 21:00 | 6:08 | 9時間8分 | B寝台中¥147 A寝台下¥226 |
K9616/K9617 | 昆明 | 麗江 | 22:00 | 6:25 | 8時間52分 | B寝台中¥147 A寝台下¥226 |
K9692/K9693 | 昆明南 | 麗江 | 22:19 | 9:31 | 11時間16分 | B寝台中¥158 A寝台下¥243 |
K9692/K9693 | 昆明 | 麗江 | 23:25 | 9:31 | 10時間49分 | B寝台中¥147.5 A寝台下¥226 |
昆明南始発の高速鉄道は昆明駅にも停車します。昆明南⇒昆明の所要時間は18分です。(高速鉄道)
表示の運賃は人民元で表示されています。情報は中国鉄路オフィシャルサイト(高铁网)を参考に日本語化しました。トリップドットコムの表示とは異なる場合があります。
大理から麗江への移動はこちらにまとめてみました。
新しい麗江駅は在来線の外、高速鉄道の始発、終着駅として多くの観光客が利用しています。
駅を出ると、右側に麗江古城専用バスの発着所があります。麗江古城を一周するようなルート設定になっています。
また、左側は市内バスの発着所があります。
麗江古城迄はどちらも時間的に変わりませんが、専用バスは通路を広くとってあり、またステップが低床ですので大きなスーツケースも楽に乗せることが出来ます。
市内バス料金は1元、専用バス料金は2元です。
麗江駅も麗江駅前も新しく綺麗に整備されています。そのため駅前周辺には飲食店やコンビニなどはありません。(駅前は公園になっています)
レストランは麗江駅の直営店が2Fの高速鉄道待合室に併設されています。料金はリーズナブルな設定になっていますが案内はちょっとしたホテルを思わせるような感じで、中国もサービスという概念が定着してきた印象を受けます。
麗江バスセンター(丽江客运站)から麗江古城にアクセスするにはタクシー、徒歩、市内バスと方法がありますが、麗江古城内は車の乗り入れが出来ません。
カズは忠義市場の近くに宿をとりましたので歩いて行きました。麗江バスセンターから忠義市場(忠义市场:Zhōngyì shìchǎng)迄は歩いて10分程のところにあります。
麗江古城で予約してあるホテルをグーグル地図を見ながら歩くのですが、どうしても判りません。
ホテルを中心に周りをグルグル回っているようで、仕方なく派出所に駆け込みSOSです。(^^;
しかし、警察官も判らず、ホテルに電話を入れて派出所までホテルから迎えに来てもらいました。
麗江古城は細い路地が迷路のように入り組み地図にも載っていない路地も多いようです。
派出所があればそこで尋ねるのもいいですね。
中国の警察官は日本以上に親切ですよぉ~!
今までは麗江古城維持費として一人80元を徴収していましたが2018年後半に50元に引き下げられ、2019年初頭に古城維持費は廃止されました。
但し、玉泉公園(黒龍澤公園) では古城維持費として50元徴収されます。(黒龍澤公園へ入る通路は3~4ヵ所あり正門と博物館入り口では徴収されます)
しかし、ここでも一国二制度の中国です。バックパッカー救済?中国は人に優しい国家なのです。 (^^;
麗江古城は大理古城程広くなく歩いて楽しめる古鎮です。
麗江古城内は四方街を中心に北は玉河広場迄、南は木府、忠義市場迄、西は万古楼迄、東は大石橋と川沿いが賑やかで見どころ満載です。
早速歩いてみましょう。
麗江古鎮はナシ族の王として君臨してきた木氏のいわば城下町として長い歴史があります。
木氏は元の時代には麗江の府知事として任命され、元、明、清の三つの時代を472年間統治してきました。
当時の政治の中心が木府です。
忠義は木府に仕えた官吏のお屋敷だったのでしょうか?
付近をブラブラ歩きます。少数民族ナシ族の衣服を売るお店が目立ちます。
南門橋まで来ました。
南門橋では昔はカエルの鳴き声が石橋にこだまして夜も眠れない程だったとか…。
明の時代に修復され、以来静かな夜になったそうです。
今も当時の面影を残す小さいながらも美しいアーチの石橋です。
洗濯していますね。川縁は今も生活の場になっています。
万子橋まできました。
この万子橋も明時代の1731年に作られました。以後、改修されることなく今日まで使われており、観光コースの一つになっています。
三眼井用水です。
一番上の湧き水は飲料水として、次で野菜などを洗い、最後は洗濯などに使いそのまま川に流れて行きます。
民主路の東にある獅子山の入り口です。
この獅子山には万古楼があり、夜間はライトアップされ幻想的な雰囲気を醸しています。その獅子山にある某ホテルから
麗江古城と麗江の街並みを一望できます。
獅子山から四方街へと向かいます。
途中ナシ族のスカーフや衣装の生地を作るお店がありました。
これはトンバ文字ですね。
トンバ文字は文字というよりアートですね。
傘を使ってお洒落な雰囲気を醸しています。
ここから万古楼に行けます。
階段を降りれば四方街広場に出ます。
お店のペットです。黒ブタ?パンダ豚クンはなかなかユニークですね。
四方街から玉河広場へ来ました。ここは麗江古城の顔です。
麗江古城のシンボルとも言える大水車です。
願い事を書いて奉納すれば願いが叶えられるそうです。しかし、凄い数です。
再び玉河広場から四方街に戻り、大石橋へと向かいます。
大石橋界隈は観光客が多いですね。皆さん記念のショットなどで楽しんでいました。
木府を通って忠義市場まで来ました。
忠義市場は夕刻になると色んなお店が開店します。また忠義市場は肉、魚、野菜や調味料など何でもそろってリーズナブルな麗江市民のマーケットです。
串焼き屋台です。アジアの賑やかでざわめいたマーケットの雰囲気です。
カズもこの屋台で串焼きを購入しました。中国で串焼きと言えば、羊肉ですよね。
カズは現金での支払いでしたが…
しかし、このような移動屋台でもスマホ決済が主流です。中国凄いですよね。
中国では一般的な揚げパン(油条)です。明日朝の朝食でしょうか?
ざっと、獅子山から木府、万古楼,四方街,玉河広場とブラブラしてみました。
麗江は夜8時になっても明るく、夜だねと言えるのは8:30分を過ぎてからです。
四方街から玉河広場は2つの顔があります。
水車のある水路は玉河広場から四方街へと伸びています。この水路を境にして大通りはお店が並んでいます。
水路脇の小路もお店が並び、大通りとは街路樹で目隠しされた感じですが、この小路がパワー溢れる酒場(酒吧)街になります。
明主路側が正式な?玉河広場の入り口になります。
玉河広場には江沢民氏が揮毫した「世界文化遺産 麗江古城 江沢民」の文字が見えます。
世界遺産のシンボル、江澤民氏の揮毫共に麗江古城のもう一つの顔です。
麗江古城は数々の世界遺産登録基準を満たすものとして1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。
ここでは記念のショットをする姿があちこちで見られます。
ここから水路に沿って歩けば、そこはパワー溢れる酒場街です。水路を挟んで酒吧一条街と新华街が四方街まで延びています。
通りでも全身で感じる重低音と大音響はライブステージを思わせます。
この酒場は1階,2階とあります。2階はどのような雰囲気でしょうか?
この酒場には超ハデなステージと観客、その昔の「ジュリアナ東京」を彷彿させるお立ち台もあります。
肌の露出は控えめでしたがパフォーマンスは引けをとりません。
大画面のスクリーンにはお客やステージでの演奏、お立ち台で踊る姿が次々映し出されます。
一米陽光(一米阳光)はこの界隈では一番の人気店のようです。
重低音、大音響、お立ち台とパフォーマンスが人気の秘密でしょうね。ここではパワーが炸裂していました(^^;
このお店はじっくり聴かせるムード派のお店っていう感じです。
このお店は「ちょっと行ってみよう!」っていう感じかな?
酒場はまだまだ続きますが、「酒場一条街」を超えて大通りの东大街に出ます。
人が多いですね。お昼に通った玉河広場 – 四方街の麗江古城で一番のメインストリートです。
ここは四方街の広場です。
ここでは特警が銃を持って警備に当たっていました。2つの酒場街に通じる要所であり、一般観光客が遅くまでブラブラしている麗江古城の中心地です。
四方街から木府に向かいお宿へと帰ることにしましょう。
朝鮮人参、高麗人参と言えば北朝鮮と中国の国境にある白頭山が世界最大の産地になりますが、麗江でも人参を栽培しています。
麗江では朝鮮人参、高麗人参のことを「三七人参」あるいは「三七」と呼んでいます。
「三」は3年物を表し、「七」は七年物を表します。
もちろん、一年物、5年物も売られていますが、薬効を期待するには最低3年物からで高級品なら七年物という意味合いがあるようです。
一年物や三年物の見分け方は大きさとお店の信頼です。一年物なら30元程の価格です。
カズは七年物を僅かですが購入しました。その場で無料で超微粉末に加工してくれます。
玉河広場に近い「潤康薬堂」は丁寧な説明と正直な営業、そして良い品を卸価格で販売していると感じました。
微粉末は少量をお湯に溶いて飲むと健康に良いそうです。
次に麗江の特産品としておすすめするのが「マカ」です。
最近、女性にも人気のマカは麗江の特産品です。お値段も手頃でカズの一押しです。
この麗江特産のマカ1Kgを使ってマカ酒を作ってみました。
果たしてマカ酒の効果は?
麗江の特産は外にも「松茸」があります。乾燥松茸500グラムで軽く一万円を超えるお値段(700~1000元)で手が出ませんでした。(^^;
麗江古城観光で絶対アクセスするべきお勧めが「玉龍雪山」です。
玉龍雪山は最も南にある万年氷河や特異な森林限界で知られていますが、この玉龍雪山にロープウエイで登ることが出来ます。
麗江古城も素晴らしいのですがまだ観光地化されてなく、それでいて整った美しい古鎮がありました。
玉龍雪山のふもとにあり、トンパ文字と独自の文化圏を形成する「白沙古鎮」はかって麗江古城の王様だった木氏の故郷であり、今、バックパッカーに一番注目されています。
そして、今度の旅では訪問出来なかった「虎跳峡」は次回必ず行ってみたいところです。
虎跳峡は「下虎跳峡」、「中虎跳峡」「上虎跳峡」とあります。
現地ツアーでは「下虎跳峡」を虎跳峡ツアーとして組んでいるようですが一番美しいのは「中虎跳峡」だそうで、玉龍雪山と哈巴雪山が形成する渓谷としての深さは世界有数だそうです。
中虎跳峡には公共バスかTINA’Sゲストハウスが運営するバス(55元)でアクセスすることが出来ます。
古城維持費が廃止されましたが、これは麗江古城の商人が長年、地方政府に働きかけて実現したものでした。
一時は苦境にあえいだ古城商人ですが、今や規制(玉龍雪山)するほど観光客が殺到するようになりました。
バックパッカーが大理から麗江に軸足を移したそうですが、確かに大理と麗江を比べてみて、観光客の表情が明るいように思いました。
人を明るく輝かせるチカラが麗江古城にはあるようですね。
それにしても、麗江古城 酒場街のなんとエキサイティングなこと!女性パワー炸裂でした。
その秘密を解く鍵は麗江特産のマカ、日本女性にも今大人気のマカにあるのでは?と思えるのです。