【マカ酒の作り方】凄いマカの量で作ったマカ酒の効果とは?
雲南省はマカの生産地で南米に次ぐマカの生産量を誇り、麗江では薬局や薬草店でマカを購入出来ます。
日本でも凄いマカの効果として知られるようになりました。
そこで、マカ1Kgと凄いマカの量でマカ酒を作ってみましたがマカ酒の効果は..?
マカの市場価格
麗江でマカが栽培されるようになった当初は、高品質の乾燥マカは500グラム当たり1万元(約18万円)に達したそうですが、2013年に麗江でマカの栽培ブームが起き、現在では高品質の乾燥マカでも500グラムあたり200元で購入出来るようになりました。
マカの品質を見分ける簡単な方法は匂いを嗅いでみることです。
高品質の乾燥マカほど独特の強い香りを発し安い乾燥マカは香りが左程強くありません。
カズは中品質のマカを1.5Kg買ってきました。(^^;
麗江古城の南門に近い忠義市場(忠义市场:Zhōngyì shìchǎng)では多くの薬草販売店があり、お店によって価格も品質も異なりますのでお店めぐりもいいですね。
そうすることで、段々と価格と品質の感覚が掴めてくるように思います。
マカの栄養価
ウイキペディアによれば、マカの栄養成分は
必須栄養素を多く含み、アンデスで栽培される植物の中でも極めて優れた栄養値を示す。乾燥マカ100gの栄養構成は、炭水化物59g、たんぱく質 10.2g、繊維8.5g、脂質2.2gで、他に大量の必須アミノ酸や、ジャガイモの倍以上の鉄分とカルシウムを含む(1993年ナポリ大学発表資料による)。その他リノール酸、パルミチン酸、オレイン酸といった脂肪酸、ビタミンB群、ミネラル、グルコシノレート等も含有する
日本でも大手飲料会社が積極的にマカをPRしていますので名前ぐらい聞いたことがあるという方も多いと思います。
産地の麗江では地鶏鍋のスープの原料にマカなどの薬草を使っています。
このように主として薬膳スープの原料に使われるほか、マカ茶やマカ酒の原料に使われています。
マカ茶はマカ粉末にお湯を注いで飲むそうです。三七(薬用人参)の服用の仕方と同じですね。
カズもマカ酒を作ろうと思い購入してきました。
雲南産のマカ
麗江古城の北に山頂を雪で覆われたひときわ目立つ標高5596mの玉龍雪山はトンバ教の聖地であり、中国国家5A級の観光地にもなっていて、麗江古城からバスとロープウエーで4506mの地点まで行くことが出来ます。
また、徒歩で4680mの地点まで登ることが出来ます。
雲南産のマカはこの玉龍雪山の標高3500~4000mの高原で栽培され、南米のペルーに次ぐ生産量を誇っています。
マカは空気が平地の半分ほどの低酸素で日中の寒暖の差が非常に激しく森林限界を超える地域でも生育する高山植物ですが、マカはこのような過酷な環境を好むそうです。
日本で言う高山植物とはちょっとイメージが異なり、富士山の山頂(3776m)が大好きな植物と言えば判りやすいかもしれませんね。
玉龍雪山への行き方はこちらに詳しくまとめてみました。
マカの効能・効果
一般的にマカにはこのような効能・効果があると云われています。
- 滋養強壮
- 疲労回復
- 男性機能向上
- 精力増進
- 女性の不妊改善
- 冷え性
- ホルモンバランス調整
- 免疫力強化
- 新陳代謝の促進
- アンチエイジング
- 記憶力向上
- 抗癌作用
- 動脈硬化の予防・改善
マカにはアミノ酸の一種アルギニンが多く含まれ、血行を促進し、精力を増強する効果があることが知られています。
また、マカには亜鉛や鉄分も多く含まれています。
朝鮮人参・高麗人参といえば中国と北朝鮮の国境にある白頭山の麓が有名ですよね。白頭山では火山活動で堆積したミネラルが朝鮮人参を育んでいます。
この朝鮮人参と同じ人参を雲南省では三七人参、或は単に「三七」と呼んでいます。「三」とは3年物、「七」とは7年物を表し、薬効があるのは最低3年物からという意味合いで「三七」と呼ばれています。
よく高麗人参は5年物が最高!っていわれるけど、天然物に準じる規格で栽培される朝鮮人参は10年~15年物が普通ですよぉ~!
この三七人参の一大産地が麗江からシャングリラにかけての高原地帯です。ヒマラヤ山脈は海底が隆起して出来た山というのはよく知られていますよね。玉龍雪山も石炭紀の肥沃な大地のミネラルがマカや三七を育んでいます。
マカは摂取しても効果なし ?
マカはスーパーフードとも呼ばれ「若返る」とか、「50代の主人が…!」とかいかにも即効性があるような表記が氾濫していますね。
しかし、現地ではそのような過大な期待は感じることがありませんでした。
「医食同源」- 中国人には漢方薬の考え方が浸透しています。
じっくり、数年かけて体質を変えていく—このような感じです。
麗江では「土鶏火鍋」が有名な郷土料理です。
土鶏とはいわば放し飼いの地鶏で皮膚も内臓も黒い「烏骨鶏」のような地鶏も多いようです。
カズが食べた土鶏火鍋はこの「烏骨鶏」タイプの地鶏でした。 (^^;
この土鶏火鍋のスープは、マカや生姜、三七などの薬草と鶏ガラなどを煮込んで作ります。
また、「養生湯」もいろんな薬草を煮込んで作ります。
いわば健康維持が主目的で、効果はその結果あとからついてくるもの、こんな感じでしょうか。
カズはマカを1.5Kg購入してきました。
袋はいろいろあるようで、既に袋に入れられたマカも売られています。
でも、カズは自分でマカを選んでその場で袋に入れてもらいました。
品質を確認出来るので安心ですよね。
本当にピンキリで、高品質のマカはお店の後ろの方に置かれているようでした。
店頭にあるマカは手頃なお値段で売られていました。
手軽にマカを試してみるなら
マカが気になったらちょっと試してみるのも良いかもしれませんね。即効性があるかどうか判りませんが、継続すれば何だか最近….っていう感じになるのでは?と思います。
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マカの粉末は水には溶けません。ですからヨーグルトに振りかけるか、カレーに混ぜたりすると良いみたいです。
カズもマカ酒を作った残りの500gは粉末にしてみようと思います。
マカ酒を作ってみた
麗江で購入したマカ1000gにブランデーベースのリキュール(35度)を注いでマカ酒を作ってみました。(2019/06)
先ずは半年の間、じっくり寝かせて来年のお正月に味わってみたいと思います。
凄いマカ
マカ酒を作ってもうすぐ一か月です。それで、昨日ちょっと覗いてみたところ…..
??果実酒の量が減ってる??
何気なく瓶をゆすってみると….
マカが動かない!
今まで梅酒しか作ってなくて、梅酒だったら瓶を揺すると梅が動くのだけど、マカは動かないのです。
お箸で掴もうとすると…..
掴めない!
マカ同士がぴっちりくっついて離れないのです。
????…..
そっか!
カズの使ったマカは乾燥したマカです。それで、ちょうど乾物を水で戻したら大きくなるのと同じでマカはリキュールを吸収して大きくなったのです。
ヤバ!
圧力で瓶が破裂する恐れが!
そこで、マカを何とか取り出してお皿に置き、もう一度瓶に戻しました。
何だか凄いマカの量ですよね。2倍~3倍には増えている感じです。
マカを置いたお皿には少量のマカ酒が残っていたので水で薄めコップに入れて飲んでみました。
う~ん、ちょっと癖のある香りがします。
麗江古城の宿でオーナーがアルコール度数52度のマカ酒を振舞ってくれたのだけど、それと同じようなマカ酒です。疲れも吹っ飛ぶ凄いマカでした。
芳醇なとか、いい香りとかではなく、慣れれば気にならないのだろうけど媚薬のような香りです。
飲んだ感じは…「う~~ん、不味い!もう一杯!」って感じです。
好きなチューハイなどに少量加えて飲むと味も香りも気にならなくていいかも知れませんね。
zzz……オヤスミナサイ…
翌朝、…目覚めて大変!(^^;
マカ酒には即効性もありました!凄いマカです!乾燥マカですので、実際は凄いマカの量を使ってマカ酒を作ったことになりますね。
お皿に残っていた量はほんとに少しで3mlぐらいでしょうか?
僅かな量のマカ酒でも凄いマカの効果があるのですからマカの成分が十分に抽出され熟成された半年後にはどうなるのでしょうか?
マカ酒に朝鮮人参酒をブレンドしたら… 麗江古城でのパワー炸裂の再現 ??
マカ酒を飲んでみる
2020年になりました。
いよいよ、マカ酒のお披露目です。。
グラスもどこで買ったのか忘れたけどちょっとリッチな雰囲気を演出してみました。 (^^;
これじゃマカ酒が入っているのやら判りませんね。
これだけ入れてみました。
30mlほどです。 (^^;
コクがある、キレはない (^^;
まったりとした、ちょっととろける年代物梅酒って感じの舌触りでしょうか?酸味はありませんが、クセのある香りです。
薬草の香りですね。
一口飲んで息を吸い込むと,,,お口の中に広がるのはブランデーベースだからでしょう。
美味しくはありませんが、これがひと頃は500g15万円もしたマカと思うとマカ不思議な感じも…. (^^;
チビチビ飲んで楽しむことにしましょう。
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