ミニ トマト『アイコ』を種から栽培する記録Part2
初霜で脱落したアイコから翌年の春何と、発芽しました!
ということで、今年もミニトマト『アイコ』を種から栽培する記録をつけようと思います。
昨年の様々な経験を生かすことが出来るでしょうか?
ミニトマト『アイコ』
始めてのミニトマト『アイコ』の栽培記録はこちらです。
昨年、初めてあいこを栽培したのですが、それなりの収穫がありました。
今年は別の品種でミニトマトを栽培する予定で種を植え付けしましたが、脱落したアイコからも発芽です。
そこで今年もアイコを育ててみることにしました。
ミニトマト『アイコ』の移植(4/18)
自然に発芽したアイコの根を傷めないよう、周りを大きく取りながら苗を取り出します。
根を傷めないように発芽した苗をバラバラに分けようと思います。
そこで、ペットボトルの底の部分を切り取って水を入れ、取り出した苗を入れます。
壊れた土にはアイコが3つ付いていたので、試しにこのアイコを移植することにします。
土を押しながらアイコを分けると……まだ細い根が育っていないので、簡単にアイコを分けることが出来ました。
培養土を根の部分に少し置いて、苗を立てます。
このとき、培養土ごと軽くつかんで立てるといいようです。
水をかけると思いのほかうまくいったようです。
そこで、アイコの苗を全部分けることにします。
これは、アイコの皮つきです。
皮の下から芽を出していますので、そのまま植えることにしました。
これは、幼いですよね。
これは良く育っています。
全部で8つに分けることが出来ました。
水を与えてトレーに置いて出来たアイコの苗たちです。
この状態で数日様子を見ることにします。うまく根づくかな?
ミニトマト『アイコ』移植成功(4/20)
移植して2日経ちました。
枯れる様子もなく、うまく移植出来たようです。
良かった!
アイコに本葉の兆候が!(4/23)
アイコを移植してから5日目ですが、順調に根づいたようで本葉らしきものが芽生え始めました。
こちらのアイコは、あの皮つきですね。
アイコの皮を破って伸びていたので
幼い苗らしきものもついていたのでようやく発芽したようです。
どうしょうか?間引きした方がいいのかな?
新しくアイコが芽生えました(4/30)
またまた、アイコが芽生えました。
そして、こちらにも…
これは大きいですよね。
でも、『アイコかな?』
一応、『アイコ』にしておきますけど…
これも移植して成長を見守ることにします。
そしてその脇にはこのようなものが生えていました。
自然薯(山芋)です。
自然薯は秋になると、枝に小さな実を沢山つけ、取ろうとするとすぐ落ちたりします。
「おちこ」と呼ばれるもので、翌年、発芽します。
これは、移植します。
この秋に実はつけますが、最初の年は小さく、2~3年しないとそこそこ、大きな実はつけないようです。
アイコの水耕栽培 始めました
…とここまでの記録は2019年なのです。 (^^;
実は…昨年はビニールハウスに何か小動物が侵入し山芋やアイコ達が無残なことに!
まぁ、荒れ放題のまま何とか収穫は出来ましたけど…(^^;
そこで今年(2020)はアルミ製はしごを柵がわりに使い簡単には進入出来ないようにしたのですがどうなるか?
そして新たに作成した水耕栽培装置を使ってアイコの水耕栽培を始めました。
栽培溶液は大塚ハウス1号・2号を希釈しています。
栽培管理もesp32とarduino megaを組み合わせて新たに栽培管理システムを作成しました。
これはビニールハウスのドア開閉、天窓開閉、栽培溶液循環を自動化し動作状況や日照量や気温、EC値をgooglesheetに記録します。
テスト稼働から本稼働までグーグルへの送信は10分毎に確実に行われてエラーの発生はありません。
動作状況は1、排液時間 2、噴霧時間 3、ドア状況 4、天窓状況を表しています。
これは60秒排液し160秒噴霧。ドアは雨を感知し閉じられ天窓は通常設定により閉じられたことを表しています。 (^^;
EC値は1前後ですね。
今日は四国地方で梅雨入りだとか…
カズんちも昨夜から雨が降り、やや肌寒い感じです。
アイコの定植6日目 (2020/6/1)
2020/5/26日に水耕栽培装置に移して今日で6日目になりました。
定植初期は栽培溶液濃度を1000倍希釈にして始めました。
でも一方、メロンの栽培も始めたのでちょっと薄すぎです。
そこで、3日目から徐々に大塚ハウスの原液をつぎ足し、EC値を1前後としました。
そして月が替わり6月。
根の様子はどんなかなぁ~?と覗いて見ると…
定植当時は水耕栽培ポットの真ん中に根を通しただけですので根毛が元気よく成長していました!
スポンジの代わりにハイドロコーンを使っているのですが、ハイドロコーンの粒の間からも根毛が伸びています。
噴霧は30分毎に3分前後ですがそれでも伸びていますね。
栽培溶液は栽培ポットの底面下1センチあたりが液面になりますので既に栽培溶液に達しています。
で、アイコの方は…
地上?の部分は目立った変化はないのですが根っこの成長って凄いですよね。
今日は大塚ハウスの原液30gをつぎ足し、EC値を1.2ぐらいにしようと思います。
ミニトマト 定植2週目 (2020/6/7)
ミニトマト アイコを定植してから2週間経過しました。
根毛が元気に伸びています。
根毛には細根が無数に伸びていますね。
6/1日では細根は見当たりませんでしたので凄い成長です。
元気に根っこが伸びているので2作目の栽培装置もうまくいったようです。
最初の栽培装置と大きく異なるのが常時栽培溶液に浸っているということです。
最初の栽培装置は2分間噴霧し、2分間休みを繰り返すという方法でした。
そして、夜間は電力節約と夜はあまり栽培溶液を必要としないんじゃない?という理由からでしたが、今回は新しい栽培装置に合わせてグーグルルシートに日照量や温度、EC値などのデータを記録するようにしました。
そして判ったことは今までの考えが間違っていたかも?
植物は夜間は水分を必要とし、日中は養分を必要とするのかも?です。ハッキリと断定は出来ませんけどね。
アイコに一番果が!
まだ小っちゃいのですがアイコ誕生です!
実は、実は…
水耕栽培用にアイコの苗を購入していたのですが、栽培装置作成に手間取り定植の機会を逸してしまいました。
ということで、温室の脇に植えられています。
こちらの方は結構実をつけていますね。
でも水耕栽培は成長が速いからすぐ追いつくかも?デス。 (^^;